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IT系国家資格の一覧と順番|IPA 4区分の受け方と合格率10年の推移【2026年10月】

IPA の情報処理技術者試験 4 区分(IT パスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報・応用情報)を、受験料・出題形式・受け方の同じ表で並べ、合格率 10 年の推移を公式統計から載せました。職種別に最初に受ける 1 つと、取る順番を示します。

更新公式ページの確認日 2026年10月12日試験手帖 編集部

机でノート PC を打つ人
写真: Mina Rad(Unsplash)

IT の国家資格は「IT パスポート → 基本情報技術者 → 応用情報技術者」の順で、情報セキュリティマネジメントは基本情報と並行して取ります。 4 区分とも受験料は同額で、IT パスポート・基本情報・情報セキュリティマネジメントは CBT で年間を通じて随時受けられます(ただし IPA は 2026年12月28日以降の試験休止を予定。再開時期は未定)。応用情報だけが年 2 回で申込期間が決まっているので、計画の起点になるのは応用情報の締切です。

4 区分を同じ表で比べる

項目ITパスポート試験情報セキュリティマネジメント試験基本情報技術者試験応用情報技術者試験
受験料7,500 円(2022 年 4 月実施分から。改定前 5,700 円)7,500 円(消費税込み)7,500 円(消費税込み)7,500 円(消費税込み)
出題形式・合格基準CBT・随時。100 問・120 分。総合評価点 600/1,000 以上かつ分野別 300 以上CBT 方式で年間を通じて随時受付・実施科目 A・科目 B。CBT 方式で年間を通じて随時受付・実施科目 A と科目 B を別の期間に CBT で受ける
受験資格制限なし(IPA の案内に受験資格の制限の記載なし・確認日)———
次回試験日随時(CBT)。2026年12月28日以降は試験の休止を予定(会場により前倒し、再開時期は未定)随時(CBT)。2026年12月28日以降は試験の休止を予定(会場により前倒し、再開時期は未定)随時(CBT)。2026年12月28日以降は試験の休止を予定(会場により前倒し、再開時期は未定)2026-10-28
次回申込締切随時(CBT)。2026年9月28日以降の新規申込で選べる試験開催日は 2026年12月27日まで随時(CBT)。2026年9月1日以降の新規申込で選べる試験開催日は 2026年12月27日まで随時(CBT)。新規申込で選べる試験開催日は 2026年12月27日まで2026-11-07

各社の公式ページで確認(最終更新 2026年10月8日):

受験料が同じなので、区分の差は出題形式と受け方です。基本情報は科目 A・B、応用情報は 2026 年度から CBT の前期・後期に変わりました。

合格率は 10 年でどう変わったか

IT パスポート試験の合格率(IPA 統計・年度別)

58.8%48.3%平成28年度 48.3%平成29年度 50.4%平成30年度 51.7%令和元年度 54.3%令和2年度 58.8%令和3年度 52.7%令和4年度 51.6%令和5年度 50.3%令和6年度 49.1%令和7年度 48.6%48.3%50.4%51.7%54.3%58.8%52.7%51.6%50.3%49.1%48.6%H28H30R2R4R6R7

直近の 令和7年度 は 48.6%。10 回分で最高は 58.8%(令和2年度)、最低は 48.3%(平成28年度)。数字は公式の公表値(出典は記事末尾)。

基本情報技術者試験の合格率(IPA 統計・年度別)

48.1%22.1%平成28年度 26.6%平成29年度 22.1%平成30年度 25.6%令和元年度 25.7%令和2年度 48.1%令和3年度 40.7%令和4年度 37.4%令和5年度 47.1%令和6年度 40.8%令和7年度 38.3%令和8年度(4〜8月) 39.2%26.6%22.1%25.6%25.7%48.1%40.7%37.4%47.1%40.8%38.3%39.2%H28H30R2R4R6R8(4〜8月)

直近の 令和8年度(4〜8月) は 39.2%。11 回分で最高は 48.1%(令和2年度)、最低は 22.1%(平成29年度)。数字は公式の公表値(出典は記事末尾)。

基本情報は CBT 化した年度から合格率の水準が上がり、IT パスポートは長く 5 割前後で安定しています。応用情報と情報セキュリティマネジメントの推移は各試験のページにあります。

職種別に最初に受ける 1 つ

あなたの立場 最初に受ける試験 理由(公式の制度から)
非エンジニア。IT の共通語を押さえたい IT パスポート CBT 随時。全職種向けの入口で受験資格なし
情報システムを使う側・管理する側 情報セキュリティマネジメント CBT 随時。4 区分で合格率が最も高く、管理側の出題
開発職を目指す・新人エンジニア 基本情報技術者 科目 B の疑似言語が開発の基礎。CBT 随時
設計・マネジメントに進む 応用情報技術者 年 2 回(前期・後期)。科目 B の記述式で設計・管理を問う

取る順番と、前の試験がどこで効くか

  1. IT パスポート: ストラテジ・マネジメント・テクノロジの 3 分野を浅く。基本情報の科目 A と重なります
  2. 情報セキュリティマネジメント: セキュリティ分野を深掘り。基本情報と並行して取れます
  3. 基本情報技術者: 科目 B の疑似言語が山。IT パスポートの知識で科目 A の半分は済みます
  4. 応用情報技術者: 科目 A は基本情報の延長、科目 B は記述式。基本情報の合格後 1 年以内が目安です

IPA は、現行の試験制度を 2026 年度の試験実施で終え、2027 年度から新制度に移す予定と告知しています(応用情報は高度試験と大括り化して「プロフェッショナルデジタルスキル試験」(仮称)に再編する案)。最新の区分は必ず IPA の公式ページで確認してください。

講座は IT パスポートから応用情報までスタディングにあり、公式価格は各試験のページに載せています。IT パスポートと情報セキュリティマネジメントは公式の過去問公開が多く、独学で届く人が多い区分です。

向かない人

  • 順番を飛ばして応用情報から受ける人。年 2 回(前期・後期)しかなく、申込期間を逃すと次の期まで待ちます
  • 受験料の安さで区分を選ぶ人。4 区分とも同額なので、選ぶ軸は職種と受け方だけです

出典

よくある質問

IT の資格は何から取ればよいですか

IT パスポートからです。CBT で随時受けられ、基本情報の科目 A と範囲が重なります。

IPA の 4 区分で合格率が高いのはどれですか

公式統計では情報セキュリティマネジメントが最も高く、応用情報が最も低い年が続いています。IT パスポートと基本情報の推移は下の図にあります。

応用情報の次の申込はいつですか

次回の申込期間は上の表に実施団体の公表日程から出ます。応用情報は年 2 回で、申込期間が短いので締切の月を先に押さえてください。

試験別

講座比較

勉強法

この記事の更新

  • 2026年9月6日初版。各試験の公式ページを確認
  • 2026年9月6日4 区分を同じ表で並べる比較、IT パスポートと基本情報の合格率 10 年の推移、職種別に最初に受ける 1 つの表を追加
  • 2026年10月12日鮮度確認: 公式ページを開き直して一致を確認(4 区分の受験手数料 7,500 円、応用情報 令和8年度前期の申込 10/6〜11/7・科目 A 10/28〜11/10・科目 B 11/24〜12/6、後期の申込 2027/1/27〜2/16、合格率の推移)。IPA の告知に合わせ、CBT 3 区分の 2026年12月28日以降の休止予定、応用情報の科目名(午前・午後→科目 A・科目 B)と前期・後期の待ち期間(「半年待ち」→次の期まで)、現行制度が 2026 年度で終わり 2027 年度から新制度に移る予定を本文に反映