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二級建築士の試験日程と受験料18,500円|令和8年学科の合格率は42.5%【2026年9月】

令和 8 年の二級建築士試験は 9 月 13 日の「設計製図の試験」で全日程が終了し、残るのは 12 月 3 日の合格発表です。申込は 4 月 1 日〜14 日、学科は 7 月 5 日、受験手数料は 18,500 円(非課税)でした。学科の合格率 42.5%、学科Ⅰだけ 14 点に補正された合格基準点、設計製図の採点結果区分、令和 8 年から持ち込めるようになった法令集の条件を、建築技術教育普及センターの公式資料からまとめました。

2026年9月21日 更新公式ページの確認日 2026年9月21日試験手帖 編集部

机の上の黒とグレーのペン
写真: Estée Janssens(Unsplash)

令和 8 年の二級建築士試験は、9 月 13 日の「設計製図の試験」で全日程が終わりました。残るのは 12 月 3 日の合格発表だけです。 令和 8 年は申込が 4 月 1 日〜14 日、学科が 7 月 5 日、受験手数料は 18,500 円(非課税)。令和 9 年の日程は 2026 年 9 月 21 日時点で公表されていません。学科に受かって製図で落ちた人は、申請すれば次の 2 回は学科が免除されます。製図 1 本に絞ってください。働きながらの初受験で学科から始める人には、学科と製図がセットで 88,000 円(税込)のスタディングを推します。

令和 8 年の日程と受験料(次に申し込めるのはいつか)

二級建築士 の基本データ更新日 2026年9月21日

実施団体公益財団法人 建築技術教育普及センター(全国 47 都道府県の指定試験機関)
公式サイトhttps://www.jaeic.or.jp/shiken/2k/
試験日程(次回・過去)
受験申込学科の試験学科の合格発表設計製図の試験設計製図の合格発表
令和 8 年2026-04-01〜04-14(インターネット受付。初日 10 時〜最終日 16 時。郵送書類は 4 月 17 日当日消印有効)2026-07-052026-08-242026-09-132026-12-03
受験料18,500 円(非課税)。別途、事務手続手数料としてクレジットカード決済 306 円(内、消費税 27 円)、コンビニエンスストア決済 225 円(内、消費税 20 円)
受験資格建築士法第 15 条。大学(短期大学を含む)・高等専門学校・高等学校・専修学校・職業訓練校等で指定科目を修めて卒業した者は試験時の実務経験年数が最短 0 年、建築設備士は 0 年、建築に関する学歴がない場合は建築実務の経験 7 年以上
出題形式・合格基準「学科の試験」と「設計製図の試験」。「設計製図の試験」は「学科の試験」に合格しなければ受験できない。学科は五肢択一式で 4 科目各 25 問・合計 100 点満点、設計製図はあらかじめ公表する課題の建築物についての設計図書の作成(5 時間)
合格率(年度・回別)
区分学科 実受験者数学科 合格者数学科 合格率設計製図 実受験者数設計製図 合格率総合 実受験者数総合 合格者数総合 合格率
令和 8 年16082682942.5%2026 年 12 月 3 日発表2026 年 12 月 3 日発表2026 年 12 月 3 日発表2026 年 12 月 3 日発表2026 年 12 月 3 日発表
令和 7 年16383669840.9%1000646.4%20597464522.6%
令和 6 年17602688339.1%994747.0%21512468021.8%
令和 5 年17805622735.0%998849.9%22328498522.3%
令和 4 年18893808842.8%1079752.5%22694567025.0%
令和 3 年19596821941.9%1145048.6%23513555923.6%
出題範囲と配点(公式)
科目出題形式出題数試験時間令和 8 年の基準点
学科Ⅰ(建築計画)五肢択一式25 問学科Ⅰ・Ⅱ で計 3 時間14 点
学科Ⅱ(建築法規)五肢択一式25 問学科Ⅰ・Ⅱ で計 3 時間13 点
学科Ⅲ(建築構造)五肢択一式25 問学科Ⅲ・Ⅳ で計 3 時間13 点
学科Ⅳ(建築施工)五肢択一式25 問学科Ⅲ・Ⅳ で計 3 時間13 点
学科 総得点各問題 1 点・各科目 25 点満点100 問60 点
設計製図あらかじめ公表する課題の建築物についての設計図書の作成1 課題5 時間令和 8 年分は未公表(2026 年 12 月 3 日の合格発表日に公表)
受験方式(CBT・筆記)受験申込は原則として「インターネットによる受付」のみ。受験区分が「学科の試験から」でも「設計製図の試験のみ」でも受付期間は同じ。受験票はマイページからダウンロードして印刷し試験場へ持参する(スマートフォン等の画面上の受験票では受験できない)。合否の判定結果もマイページで通知され、通知書は郵送されない
免除・一部免除(公式)令和 2 年以降の「学科の試験」に合格した者は、引き続いて行われる 4 回の建築士試験のうち 2 回(「学科の試験」の合格年の「設計製図の試験」を欠席する場合は 3 回)について、本人の申請により「学科の試験」の免除を受けられる。令和 8 年は、令和 4 年以降の「学科の試験」合格者のうち、合格年から令和 7 年までの「設計製図の試験」の受験回数が 2 回以内の者が対象(欠席は受験回数に含まれない)
受験者の内訳(公式)
区分構成比
受験資格別:学歴のみ86.4%
受験資格別:実務のみ12.3%
職域別:住宅メーカー・工務店・大工30.1%
職域別:学生(大学院生を含む)・研究生22.3%
職域別:建設業(住宅メーカー・工務店・大工を除く)20.1%
職域別:建築士事務所12.7%
男女別:女39.4%
年齢別:24 才以下57.5%
年齢別:平均年齢27.6 才
注意令和 8 年試験は 9 月 13 日の「設計製図の試験」で全日程が終了し、残るのは 12 月 3 日の合格発表。令和 9 年試験の日程は 2026 年 9 月 21 日時点でセンターの公表がないため、次回試験日・次回申込締切は空欄にしている。受験者の内訳は令和 8 年「学科の試験」合格者 6,829 人(全国)の構成比

出典:

受験申込は原則インターネット受付だけで、「学科の試験から」の人も「設計製図の試験のみ」の人も受付期間は同じでした。受験票は郵送されず、マイページからダウンロードして印刷したものを持参します(スマートフォンの画面では受験できません)。令和 9 年の日程が出るまでは動きようがないので、センターの二級建築士試験ページを月に一度開いて確認してください。

令和 8 年の学科は何点で受かったか

令和 8 年の学科は実受験者 16,082 人・合格者 6,829 人で合格率 42.5%、会場は全国 58 か所でした。4 科目各 25 問、1 問 1 点の 100 点満点で、基準点は次のとおりです。

科目 令和 8 年の基準点 原則
学科Ⅰ(建築計画) 14 点 13 点
学科Ⅱ(建築法規) 13 点 13 点
学科Ⅲ(建築構造) 13 点 13 点
学科Ⅳ(建築施工) 13 点 13 点
総得点 60 点 60 点

学科Ⅰだけ 14 点なのは、センターが「学科Ⅰの平均点が例年に比べ著しく高く、そのことが試験問題の難易度の差に起因すると認められた」として補正したためです。令和 7 年は学科Ⅳが同じ理由で 14 点でした。易しい年に当たった科目は基準点が 1 点上がると見て、各科目 14 点を目標にしてください。1 科目でも基準点に届かなければ、総得点が足りていても不合格です。

設計製図は「ランクⅠ」しか受からない

設計製図は点数の積み上げではなく、採点結果を 4 段階に区分して「ランクⅠ」だけを合格とします。令和 7 年(課題「シェアハウス(木造)」)の内訳です。

区分 中身 令和 7 年の割合
ランクⅠ 「知識及び技能」を有するもの(合格) 46.4%
ランクⅡ 「知識及び技能」が不足しているもの 3.5%
ランクⅢ 「知識及び技能」が著しく不足しているもの 25.0%
ランクⅣ 設計条件・要求図書に対する重大な不適合 25.1%

落ちた人で多いのは惜しい答案(ランクⅡ 3.5%)ではなく、4 人に 1 人のランクⅣです。ランクⅣは図面が 1 面以上未完成、図面相互の重大な不整合、面積等の不適合、要求室の欠落・設置階違いなどが対象で、公式の解答の傾向でも「未完成」「面積違反」「主要室の欠落」「設計条件違反」が多かったとされています。図面の巧拙より、時間内に描き切ることと要求室・面積を落とさないことが先です。令和 8 年の課題は「商店街に建つ併用住宅(木造 3 階建て)」で 6 月 24 日に公表されました。課題が出るのは毎年 6 月下旬なので、それまでは課題に依存しない作図とエスキスの練習に充てられます。

令和 8 年から設計製図でも法令集が使える

令和 8 年の変更点は、設計製図の試験中に法令集を使えるようになったことです。携行品に法令集が追加され、条件は学科と同じ(2 冊まで、条文の順序の入替や関連条文の挿入が無いもの、書き込みは目次・見出し・関連条文の指示・改正年月日・アンダーライン・○△×まで)。学科で使った 1 冊をそのまま持ち込む形が素直です。電卓は逆で、学科では「携行できないもの」、製図では加減乗除・ルート・メモリー・%・関数機能までの電卓を持ち込めます。面積計算を手計算で練習していた人は、製図の練習から電卓を入れてください。

合格率は 5 年でどう動いたか

二級建築士 学科の試験の合格率(年別)

42.8%35%令和 3 年 41.9%令和 4 年 42.8%令和 5 年 35%令和 6 年 39.1%令和 7 年 40.9%令和 8 年 42.5%41.9%42.8%35%39.1%40.9%42.5%令和 3 年令和 4 年令和 5 年令和 6 年令和 7 年令和 8 年

直近の 令和 8 年 は 42.5%。6 回分で最高は 42.8%(令和 4 年)、最低は 35%(令和 5 年)。数字は公式の公表値(出典は記事末尾)。

図は公式発表の値です(点に触れると年ごとの値が出ます)。学科は令和 5 年の 35.0% が底で、令和 8 年は 42.5% まで戻りました。設計製図は令和 3〜7 年で 46.4〜52.5%、両方を通した総合は 21.8〜25.0%。1 年で学科と製図を通すのは 5 人に 1 人強です。受験者は令和 3 年の 23,513 人から令和 7 年の 20,597 人まで減り続けています。

学科に受かった人の免除は何回残るか

令和 2 年以降の学科合格者は、引き続いて行われる 4 回の建築士試験のうち 2 回、申請により学科が免除されます(合格年の設計製図を欠席した場合は 3 回)。令和 8 年の対象は、令和 4 年以降の学科合格者のうち合格年から令和 7 年までの設計製図の受験回数が 2 回以内の人でした。欠席は受験回数に含まれません。年 1 回の試験なので、免除は実質「次の 2 年分」です。製図のみの申込期間も学科から受ける人と同じなので、申込月を逃さないでください。

二級と木造、どちらを受けるか

木造建築士試験は二級建築士試験と受験資格が同じで、試験日が違うため両方申し込めます。令和 8 年の木造は学科 7 月 26 日・設計製図 10 月 11 日、学科の合格率は 64.1%(実受験者 370 人・合格者 237 人)。二級の 42.5% より通りやすい数字ですが、受験者は 370 人対 16,082 人と規模が違い、扱える建築物も木造に限られます。仕事が木造住宅に寄っている人の併願先です。なお一級建築士試験の受験資格になるのは二級建築士の免許登録までで、「試験の合格のみ」「登録申請中」では足りません。

私の場合はどう動くか

あなたの状況 次の一手 根拠
令和 8 年の学科に受かり、9 月 13 日の製図を受けた 12 月 3 日の発表を待つ。不合格でも学科免除があと 2 回 令和 2 年以降の学科合格者は 4 回のうち 2 回免除
指定科目を修めて卒業した(実務経験なし) 学科から。次の申込に向けて学科Ⅰ〜Ⅳの過去問を回す 学歴要件を満たせば試験時の実務経験は 0 年
建築に関する学歴がない 建築実務 7 年を数えてから。実務のみの申込は実務経歴書が要る 学歴なしの受験資格は実務経験 7 年以上
学科は独学で通せそうだが、製図を描いたことがない 学科は独学、製図だけ講座を足す 製図は 4 人に 1 人がランクⅣ(重大な不適合)
働きながらの初受験で、学科も製図も自信がない 学科・製図が 1 本につながった通信講座 学科合格者の 30.1% は住宅メーカー・工務店・大工

講座が向く人・向かない人

スタディング 建築士講座(2 級建築士コース) の基本データ更新日 2026年9月21日

提供元スタディング
対象の試験二級建築士
公式サイトhttps://studying.jp/kenchikushi/
受講料
コース一括分割例
2 級建築士 学科・製図総合コース[2027 年合格目標]88,000 円月々 7,500 円 × 12 回から
2 級建築士 学科対策コース[2027 年合格目標]77,900 円月々 6,700 円 × 12 回から
2 級建築士 製図総合コース[2026 年合格目標]48,400 円月々 4,100 円 × 12 回から
2 級建築士 製図添削オプション[2026 年合格目標]22,000 円
受講料の要点表示価格はすべて税込。分割払いを利用する場合は別途分割手数料がかかる。学科対策コース 77,900 円+製図対策コース 48,400 円を別々に申し込むと合計 126,300 円(キャンペーン時を除く通常価格での合計金額)
返金・合格祝い金の条件「合格お祝い金(10,000 円分)制度」の対象コース。[2027 年合格目標]のコースを購入し、2027 年の 2 級建築士試験(設計製図の試験)に合格、受講開始後の合格発表後にアンケート及び合格体験談を記入、2027 年 12 月 31 日までに合格の連絡、法人申込または法人クーポン購入ではないことが条件。お祝い金はデジタルギフトで進呈され、複数コースを申し込んでも一つの試験合格につき 1 回
形式(動画・テキスト・質問)スマートフォン・PC・タブレットによるオンライン受講で、郵送される教材はない。学科・製図総合コース[2027 年合格目標]の受講期限は 2027 年 9 月 30 日まで
教材・講義時間(公式)基本講座 動画 計 108 回・合計約 70 時間、WEB テキスト、スマート問題集 計 104 回・約 1,000 問、セレクト過去問集 計 21 回・約 260 問、計画施工特訓 計 42 回・約 680 問、構造力学特訓 計 6 回・45 問、製図対策講座 動画 計 19 回・合計約 12 時間(基本編 13 回・応用編 6 回・課題 3 回)。2026 年 7 月時点の内容で、講座数や講義時間は変更される場合がある
質問・サポート(公式)学習Q&Aサービス(QA チケット 30 枚=質問 30 回分が学科・製図総合コースにセット)。製図対策コースは学習Q&Aサービスの対象外で、「製図対策コース」のみの受講では課題演習で作成した製図は自己採点(詳細な採点基準表が用意される)
割引・キャンペーン(確認日)2026-09-21 時点で期間限定の値引きの表示はなし。法人・学校向け割引制度(5 名以上まとめて申込の場合)の案内あり

出典:

編集部が 2026 年 9 月 21 日に開いた範囲では、受講料を公式サイトに載せていたのはスタディングだけでした。総合資格学院日建学院 の 2 級建築士講座ページは資料請求と受講相談の案内で、金額の記載がありません。金額で決めたい人は 2 社の見積もりを取り、スタディングの 88,000 円と並べてください。

独学で足りるのは、学科の過去問を自力で回せて、製図の作図時間を自分で計れる人です。 学科合格者の 57.5% は 24 才以下(平均 27.6 才)で、学校で図面を描いてきた人が多い試験です。学生時代に製図の経験があるなら、市販の過去問と課題集で届きます。

この講座が向かないのは、添削を受けたい人です。 スタディングの製図対策コースは学習Q&Aサービスの対象外で、コース単体では課題演習の製図を自己採点します。講師の添削がほしければ製図添削オプション(22,000 円・2026 年合格目標)を足すか、教室の講座を選んでください。通学の時間が取れずスキマ時間で学科を回したい人には合います。合格お祝い金 10,000 円分は、対象コースを買って 2027 年の設計製図に合格し、アンケートと合格体験談を書いて 2027 年 12 月 31 日までに連絡した人が対象です(法人申込は対象外)。

出典

よくある質問

二級建築士の次の試験はいつですか

令和 8 年は 7 月 5 日の学科、9 月 13 日の設計製図で終わり、12 月 3 日の合格発表を残すだけです。令和 9 年の日程は 2026 年 9 月 21 日時点でセンターから公表されていません。

受験手数料はいくらですか

18,500 円(非課税)です。別に事務手続手数料がかかり、クレジットカード決済 306 円、コンビニエンスストア決済 225 円です。

学科に受かって製図で落ちたら、また学科から受け直しですか

受け直しません。令和 2 年以降の学科合格者は、引き続いて行われる 4 回の建築士試験のうち 2 回(合格年の設計製図を欠席する場合は 3 回)、申請により学科が免除されます。

実務経験がなくても受験できますか

指定科目を修めて大学・短期大学・高等専門学校・高等学校・専修学校・職業訓練校等を卒業していれば、試験時の実務経験年数 0 年でも受験できます。建築に関する学歴がない場合は建築実務の経験が 7 年以上必要です。

この記事の更新

  • 2026年9月21日初版。建築技術教育普及センターの公式ページ・公式 PDF で令和 8 年の日程・受験手数料・合格基準点・合格率を確認
  • 2026年9月21日令和 3〜8 年の公式統計を記録に入れ、学科合格率の推移を図にした
  • 2026年9月21日スタディング 2 級建築士コースの受講料・合格お祝い金の条件を公式ページで確認して講座の記録を作成

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