二級ボイラー技士の次の試験日は令和 8 年 9 月 28 日ですが、郵送とオンラインの受付は試験日の 14 日前に終わっています。これから申し込むなら 10 月 14 日の回です。 二級は令和 8 年度に各センターで 12 回(関東と近畿は 14 回)あり、受験料は 8,800 円(非課税)、受験資格はありません。時間がかかるのは試験より免許のほうです。 実務経験がない人は 20 時間のボイラー実技講習(3 日間)を修了しないと免許が交付されず、その講習は直近の回から満席が出ます。働きながら二級から始める人は、講座より先に実技講習の席を押さえてください。 学科の対策は、基礎から半年かけたい人にはユーキャンの通信講座(39,000 円・税込)です。総仕上げの勉強会として使われる日本ボイラ協会東京支部の 2 日間の受験準備講習(13,200 円・税込)は、令和 8 年度の 2 級が第 1 回(8 月 18〜19 日)だけで満席・終了し、次の第 2 回は令和 9 年 2 月の予定です(2026 年 9 月 21 日現在の公式ページと「令和 8 年度 東京支部各種講習会一覧表」)。10 月・11 月・12 月の試験には間に合いません。
次の試験日はいつで、いつまでに申し込めるか
二級ボイラー技士 の基本データ更新日 2026年9月21日
| 実施団体 | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 公式サイト | https://www.exam.or.jp/introduction/h_shokai122/ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 次回試験日 | 2026-10-14 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 次回申込締切 | 2026-09-30 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 試験日程(次回・過去) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 受験料 | 8,800 円(非課税。令和 5 年 6 月 1 日以降に実施される試験から)。オンライン申請はクレジットカード・コンビニ・ペイジー、書面申請は受験申請書にとじ込まれた専用払込用紙、窓口申請は現金払い。受験票が発行された後は返還されない。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 受験資格 | 不要。どなたでも受験できる(ただし本人確認証明書の添付が必要)。免許の交付には別に要件がある。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 出題形式・合格基準 | 4 科目(ボイラーの構造/ボイラーの取扱い/燃料及び燃焼/関係法令)各 10 問・100 点、13:30〜16:30 の 3 時間。合格基準は科目ごとの得点が 40% 以上で、かつその合計が 60% 以上。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 合格率(年度・回別) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 勉強時間の目安(出典つき) | 標準学習期間 6 か月(ユーキャン 二級ボイラー技士講座の公式表記)。実施団体は勉強時間の目安を公表していない。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 出題範囲と配点(公式) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 受験方式(CBT・筆記) | 学科試験のみ(実技試験はない)。電卓は指定の 13 機能までのものと定規を持ち込める。関数電卓・スマートフォンの電卓は使えない。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 免除・一部免除(公式) | 免除科目なし。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 受験者の内訳(公式) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 注意 | 次回試験日と次回申込締切は、郵送・オンラインで申し込める最初の回(令和 8 年 10 月 14 日)を載せている。令和 8 年 9 月 28 日の回も実施されるが、郵送・オンラインの受付(試験日の 14 日前)はすでに終わっており、窓口持参だけが残っている。締切日は「試験日の 14 日前」という協会の規則から編集部が数えた日付(2026-09-21 時点)。受付期間中でも定員に達すると締め切られ、第 2 受験希望日にまわることがある。「受験者の内訳(公式)」と図のセンター名は表示用に短くしている。公式資料(令和 7 年度事業報告書)の表記では「関東」は「関東(東京試験場含む)」、「近畿」は「近畿(大阪試験場含む)」で、それぞれ試験場の分を合わせた数。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
出典:
- 二級ボイラー技士のご紹介(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 二級ボイラー技士の日程(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 試験手数料(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 受験の注意事項(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 統計(令和7年度・免許試験の受験者数と合格率)(確認日 2026-09-21)
- 令和7年度事業報告書(PDF・免許試験実施状況)(確認日 2026-09-21)
- 二級ボイラー技士免許の取得について(日本ボイラ協会)(確認日 2026-09-21)
- ボイラー技士(二級)資格取得講座(ユーキャン)(確認日 2026-09-21)
二級はセンターごとに月 1 回のペースで行われます。関東センター(市原・東京試験場)はこれに令和 8 年 7 月 21 日と令和 9 年 2 月 25 日が加わって 14 回。この 2 日は近畿センター(兵庫県加古川市)でも行われ、近畿センターで二級を受けられるのはこの 2 日だけです。近畿の大阪試験場(大阪市北区)は他のセンターと同じ 12 回なので、近畿で受ける人は日付で会場が決まります。
受付の期限は 3 通りあり、これを知っているかどうかで 1 か月変わります。
| 申込の方法 | 受付開始 | 受付締切 |
|---|---|---|
| オンライン申請 | 試験日の 2 か月前(0 時 00 分 00 秒) | 試験日の 14 日前(23 時 59 分 59 秒) |
| 郵送(簡易書留) | 試験日の 2 か月前 | 試験日の 14 日前の消印まで有効 |
| センター窓口に持参 | 試験日の 2 か月前 | 試験日の 2 日前の 16 時(土日祝・年末年始・5 月 1 日を除く) |
実際、関東安全衛生技術センターが令和 8 年 9 月 18 日現在として出している申込状況では、9 月 28 日の二級は郵送が「締切」、窓口は「〇(受付中)」でした。同じ日に一級の 9 月 3 日は郵送・窓口とも「締切」、11 月 18 日の一級と 10 月 26 日の特級は両方「〇」です。郵送の締切を過ぎても、市原まで行ける人には 2 日前まで道が残っています。受けるセンターの「センター試験申込状況」を開いてから動いてください。
もう 1 つ、受付期間中でも定員に達すると締め切られます。第 1 受験希望日に申し込んでも定員を超えると第 2 受験希望日にまわるので、受験票が届いたら試験日を必ず見てください。結果は試験日から概ね 7 日後(関東センターの場合)に発表され、合格者には「免許試験合格通知書」がはがきで届き、受験番号がセンターのホームページに 7 日間掲載されます。
試験に受かっても、免許はまだ交付されない
この試験のいちばんの落とし穴です。二級ボイラー技士免許を受けられるのは、試験の合格に加えて次のどれかに当てはまる人です(日本ボイラ協会の公表による主なもの)。
| 免許を受けられる条件 | 中身 |
|---|---|
| 学科+実地修習 | 大学・高専・高校等でボイラーに関する学科を修め、3 か月以上の実地修習を経た者 |
| 実地修習 | 6 か月以上ボイラーの取扱いの実地修習を経た者 |
| 技能講習+経験 | ボイラー取扱技能講習を修了し、4 か月以上小規模ボイラーを取り扱った経験がある者 |
| ボイラー実技講習 | 登録ボイラー実技講習機関が行うボイラー実技講習(20 時間)を修了した者 |
| ほかの資格 | 海技士(機関 3 級以上)免許を受けた者、熱管理士免状を有し 1 年以上の実地修習を経た者 など |
ボイラーに触れる仕事をしていない人が現実に選べるのは、20 時間のボイラー実技講習です。講習は免許試験の前でも後でもよく、日本ボイラ協会の都道府県支部が定期的に実施しています。住んでいる場所に関係なく、どの支部でも受講できます。
| 実施する支部 | 受講料 | テキスト代 | 日程 |
|---|---|---|---|
| 東京支部 | 29,700 円(本体 27,000 円+税) | ボイラー実技テキスト 1,650 円、ボイラー図鑑 1,430 円(いずれも税込) | 3 日間(学科 2 日・実習 1 日)。講習開始日の 3 か月前から申込可 |
| 北海道支部 | 28,600 円 | 使用テキスト 2 冊 3,080 円 | 3 日間 |
東京支部の令和 8 年度の空席は、10 月 5 日からの第 13 回が A コース満席・B コース残り 2 名、11 月 9 日からの第 15 回が B コース満席(2026 年 9 月 21 日現在の公式ページ表示)。実習は炉筒煙管ボイラーと鋳鉄製セクショナルボイラーを実際に焚く内容で、遅刻・早退・中抜けは認められません。3 日間まとめて休める日を先に決めるのが、この資格の最初の関門です。
免許申請そのものも自分で行います。免許試験合格通知書に免許申請書と必要書類を添えて、東京労働局免許証発行センターに申請しないと免許証は交付されません。二級は平成 24 年 4 月 1 日以降の試験に合格した人だと、実務経験等を証する書類の添付が要ります。満 18 歳に満たない人には交付されないため、高校生のうちに合格しても免許は 18 歳の誕生日以降の申請になります。
一級・特級は、年に何回あるか
一級ボイラー技士 の基本データ更新日 2026年9月21日
| 実施団体 | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 公式サイト | https://www.exam.or.jp/introduction/h_shokai112/ | ||||||||
| 次回試験日 | 2026-11-18 | ||||||||
| 次回申込締切 | 2026-11-04 | ||||||||
| 試験日程(次回・過去) | |||||||||
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| 受験料 | 8,800 円(非課税。令和 5 年 6 月 1 日以降に実施される試験から)。支払方法は二級と同じ。 | ||||||||
| 受験資格 | 二級ボイラー技士免許を受けた者/ボイラーに関する学科を修めて大学・高等専門学校・高等学校・中等教育学校等を卒業し 1 年以上の実地修習を経た者/エネルギー管理士(熱)免状を有し 1 年以上の実地修習を経た者/海技士(機関 1・2・3 級)免許を受けた者/ボイラー・タービン主任技術者(1 種・2 種)免状を有し伝熱面積 25 ㎡以上のボイラーを取り扱った経験がある者/汽かん係員試験に合格し同じ経験がある者。 | ||||||||
| 出題形式・合格基準 | 4 科目(ボイラーの構造/ボイラーの取扱い/燃料及び燃焼/関係法令)各 10 問・100 点、12:30〜16:30 の 4 時間通し(休憩なし)。合格基準は科目ごとの得点が 40% 以上で、かつその合計が 60% 以上。 | ||||||||
| 合格率(年度・回別) | |||||||||
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| 受験方式(CBT・筆記) | 学科試験のみ(実技試験はない)。電卓は指定の 13 機能までのものと定規を持ち込める。 | ||||||||
| 免除・一部免除(公式) | 免除科目なし。 | ||||||||
| 注意 | 免許の交付には、二級ボイラー技士免許を受けた後 2 年以上ボイラーを取り扱った経験(または免許を受けた後 1 年以上のボイラー取扱作業主任者としての経験)が要る。受験資格「二級ボイラー技士免許を受けた者」で受験して合格した場合は、免許申請のときにボイラー取扱い実務経験従事証明書を添付する。次回申込締切は「試験日の 14 日前」という協会の規則から編集部が数えた日付(2026-09-21 時点)。 | ||||||||
出典:
- 一級ボイラー技士のご紹介(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 一級ボイラー技士の日程(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 試験手数料(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 統計(令和7年度・免許試験の受験者数と合格率)(確認日 2026-09-21)
- 合格後の手続き(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 一級ボイラー技士免許の取得について(日本ボイラ協会)(確認日 2026-09-21)
特級ボイラー技士 の基本データ更新日 2026年9月21日
| 実施団体 | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 公式サイト | https://www.exam.or.jp/introduction/h_shokai102/ | ||||||||
| 次回試験日 | 2026-10-26 | ||||||||
| 次回申込締切 | 2026-10-12 | ||||||||
| 試験日程(次回・過去) | |||||||||
| |||||||||
| 受験料 | 8,800 円(非課税。令和 5 年 6 月 1 日以降に実施される試験から)。支払方法は二級と同じ。 | ||||||||
| 受験資格 | 一級ボイラー技士免許を受けた者/ボイラーに関する講座又は学科目を修めて大学・高等専門学校を卒業し 2 年以上の実地修習を経た者/エネルギー管理士(熱)免状を有し 2 年以上の実地修習を経た者/海技士(機関 1・2 級)免許を受けた者/ボイラー・タービン主任技術者(1 種・2 種)免状を有し伝熱面積 500 ㎡以上のボイラーを取り扱った経験がある者。 | ||||||||
| 出題形式・合格基準 | 4 科目(ボイラーの構造 10:00〜11:00/ボイラーの取扱い 11:30〜12:30/燃料及び燃焼 13:40〜14:40/関係法令 15:10〜16:10)各 6 問・100 点、1 科目 1 時間の合計 4 時間。合格基準は科目ごとの得点が 40% 以上で、かつその合計が 60% 以上。 | ||||||||
| 合格率(年度・回別) | |||||||||
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| 受験方式(CBT・筆記) | 学科試験のみ(実技試験はない)。特級の受験者は電卓を必ず持参する(指定の 13 機能までのもの)。 | ||||||||
| 免除・一部免除(公式) | 免除科目なし。 | ||||||||
| 注意 | 令和 8 年度に実施されるのは 10 月 26 日の 1 回だけ。免許の交付には、一級ボイラー技士免許を受けた後 5 年以上ボイラーを取り扱った経験(または免許を受けた後 3 年以上のボイラー取扱作業主任者としての経験)が要る。次回申込締切は「試験日の 14 日前」という協会の規則から編集部が数えた日付(2026-09-21 時点)。 | ||||||||
出典:
- 特級ボイラー技士のご紹介(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 特級ボイラー技士の日程(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 試験手数料(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 統計(令和7年度・免許試験の受験者数と合格率)(確認日 2026-09-21)
- 特級ボイラー技士免許の取得について(日本ボイラ協会)(確認日 2026-09-21)
二級が毎月あるのに対し、一級は年 5 回(令和 8 年度は 6 月 4 日・9 月 3 日・11 月 18 日・令和 9 年 1 月 21 日・3 月 12 日)で、しかも会場ごとに実施日が違います。関東センター東京試験場は 9 月 3 日と令和 9 年 1 月 21 日の 2 回だけ、近畿センターは 11 月 18 日の 1 回だけ。中部センターと九州センターには 11 月 18 日の設定がないので、次に受けられるのは令和 9 年 1 月 21 日です。特級はさらに少なく、令和 8 年度は 10 月 26 日の 1 回のみ(近畿センターでの実施なし)。落とすと 1 年待ちになります。
どの級が要るかは、取り扱うボイラーの伝熱面積で決まります。
| ボイラー取扱作業主任者として選任できる人 | 伝熱面積の合計 |
|---|---|
| 特級・一級・二級ボイラー技士 | 25 ㎡未満 |
| 特級・一級ボイラー技士 | 25 ㎡以上 500 ㎡未満(貫流ボイラーのみで 500 ㎡以上の場合を含む) |
| 特級ボイラー技士 | 500 ㎡以上(貫流ボイラーのみの場合を除く) |
試験の形も級で変わります。二級と一級は 4 科目各 10 問(100 点)で、二級が 13:30〜16:30 の 3 時間、一級は 12:30〜16:30 の 4 時間通し(令和 3 年 6 月実施分から休憩なし)。特級だけは 4 科目各 6 問で、10:00 から 16:10 まで 1 科目 1 時間ずつ区切って行われ、受験者は電卓を必ず持参します。合格基準は特級・一級・二級とも同じで、科目ごとの得点が 40% 以上、かつ合計が 60% 以上です。1 科目でも 4 割を切れば、合計が 6 割あっても不合格になります。
合格率は、どこで受けても同じか
令和 7 年度の二級は、全国で受験者 21,349 人・合格者 11,303 人の 52.9% でした。センターごとの受験者数・合格者数・合格率は、この記事のはじめに置いた記録の「受験者の内訳(公式)」の表にあります。7 つのセンターのうちいちばん高いのは近畿(大阪試験場を含む)の 57.7%、いちばん低いのは北海道の 47.6% で、開きは 10.1 ポイントです(この差は編集部が公式の 2 つの値を引いて出しました。年度をまたぐ推移ではなく、令和 7 年度 1 年分のセンター間の違いです)。協会は差の理由を説明していないので原因は断定できませんが、内訳を見ると出張特別試験の比率が効いていそうです。
二級は令和 7 年度に全国で 180 回行われ、うち 80 回はセンターから離れた地区で実施される出張特別試験でした。出張特別試験の受験者は 5,695 人・合格者 2,650 人で 46.5%。これを全体から引くと、センターで受けた人は 15,654 人中 8,653 人で 55.3% になります(編集部が公式の内数を引いて計算しました)。出張特別試験の回数はセンターによって違い、令和 7 年度の二級では中国四国が 31 回中 19 回、九州が 30 回中 18 回だったのに対し、近畿は 14 回すべてがセンターでの試験でした。合格率の高い側に近畿(57.7%)と関東(56.6%)が並ぶのは、この構成の違いも効いていると見られます。なお出張特別試験は、埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・宮城では実施の予定がありません。
級ごとの差は、センター間の差よりはっきりしています。
ボイラー技士 学科試験の合格率(令和 7 年度・級別)
安全衛生技術試験協会の令和 7 年度の公表値。級ごとの比較で、時系列の推移ではありません。
令和 7 年度は二級 52.9%(21,349 人受験)、一級 50.5%(4,372 人受験)、特級 34.0%(377 人受験)。一級は受験資格じたいが二級免許や 1 年以上の実地修習を求めますが、それでも合格率は二級とほぼ同じ 5 割です。特級は 377 人しか受けず、合格は 128 人でした。
私の場合はどう動くか
| あなたの状況 | 次の一手 | 根拠 |
|---|---|---|
| ボイラーに触ったことがなく、これから二級を取る | 実技講習(3 日間)の席を先に押さえ、試験は 10 月 14 日以降の回に申し込む | 実務経験がない人は実技講習 20 時間の修了が免許の要件。東京支部は直近の回から満席が出ている |
| 9 月 28 日の回に間に合わせたい | 受けるセンターの窓口に持参する。関東(市原)は 9 月 18 日時点で窓口「〇」 | 窓口申請は試験日の 2 日前の 16 時まで(休業日を除く) |
| 勤務先にボイラーがあり、取扱いの経験がある | 実技講習は不要。実務経験を証明する書類を勤務先に頼んでおく | 6 か月以上の実地修習などで免許を受けられる |
| 二級の免許を取って 2 年以上ボイラーを扱った | 一級へ。令和 8 年度に残るのは 11 月 18 日・令和 9 年 1 月 21 日・3 月 12 日 | 一級の免許は二級免許取得後 2 年以上の取扱い経験(または 1 年以上の作業主任者経験)が要件 |
| 伝熱面積 500 ㎡以上のボイラーの作業主任者になりたい | 特級。受験は年 1 回(令和 8 年度は 10 月 26 日)なので逆算する | 500 ㎡以上(貫流のみを除く)の作業主任者は特級ボイラー技士から選任する |
| 住んでいる県にセンターがない | 出張特別試験を探す。埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・宮城では実施なし | 二級は令和 7 年度の 180 回中 80 回が出張特別試験 |
講座が向く人・向かない人
| 項目 | ユーキャン ボイラー技士(二級)資格取得講座 | 日本ボイラ協会東京支部 2 級ボイラー技士受験準備講習会 |
|---|---|---|
| 提供元 | 株式会社ユーキャン | 一般社団法人 日本ボイラ協会 東京支部 |
| 受講料 | 一括払い 39,000 円(税込み・送料当社負担)/分割払い 3,300 円×12 回(12 ヵ月)=総計 39,600 円。金額には教材費、指導費、消費税などが含まれる(2026-09-21 確認)。 | 13,200 円(本体 12,000 円+税)。会員および東京支部発行の「ボイラー実技講習修了証」を提示する人は 12,100 円(本体 11,000 円+税)。受講料のほかに教材費(テキスト代)及び送付手数料が必要(2026-09-21 確認)。 |
| 形式(動画・テキスト・質問) | 通信(紙のテキスト+WEB 学習)。メインテキスト 4 冊、副教材はガイドブック・「ここから出る!合格の 100 問 重要用語 350」・添削関係書類ほか。動画講義、WEB テスト、スケジュール管理に対応。 | 通学(2 日間)。JBA ビル(東京都港区新橋 5-3-1)で 9:00〜16:30。定員 16 名。令和 8 年度の 2 級として公式ページに載っているのは第 1 回(令和 8 年 8 月 18 日〜19 日・定員 14 名)だけで、表示は「満席」、日程も終了している(2026-09-21 確認)。「令和 8 年度 東京支部各種講習会一覧表」では 2 級受験準備講習は年 2 回で、第 2 回は令和 9 年 2 月の欄にある(一覧表の記載は月までで、日にちは載っていない)。予約は講習日の 3 か月前から。 |
各社の公式ページで確認(最終更新 2026年9月21日):
- ボイラー技士(二級)資格取得講座(ユーキャン)(確認日 2026-09-21)
- ボイラー技士(二級)講座 費用(ユーキャン)(確認日 2026-09-21)
- ボイラー技士受験準備講習会(日本ボイラ協会東京支部)(確認日 2026-09-21)
- ボイラー実技講習会(日本ボイラ協会東京支部)(確認日 2026-09-21)
- 令和8年度 東京支部各種講習会一覧表(日本ボイラ協会東京支部・PDF)(確認日 2026-09-21)
先に断っておくと、東京支部の受験準備講習は、いま申し込める回がありません。 公式ページに載っている令和 8 年度の 2 級は第 1 回(令和 8 年 8 月 18 日〜19 日・定員 14 名)だけで、表示は「満席」、日程もすでに過ぎています。「令和 8 年度 東京支部各種講習会一覧表」を見ると 2 級の受験準備講習は年 2 回で、第 2 回は令和 9 年 2 月の欄にありますが、一覧表に載っているのは月までで日にちの記載はありません(いずれも 2026 年 9 月 21 日現在)。予約は講習日の 3 か月前からで、「予約で一定数集まらないと開催いたしません」と公式が書いています。つまり 10 月 14 日・11 月 11 日・12 月 9 日の試験の総仕上げに使える回は、いまのところ無いということです。 受けるつもりなら、第 2 回の日にちが公式ページに出るのを待ち、令和 9 年 2 月以降の試験に照準を移すことになります。
編集部が 2026 年 9 月 21 日に開いた範囲で、二級ボイラー技士向けに受講料を公式サイトに載せていたのは、通信のユーキャン(39,000 円・税込)と、日本ボイラ協会東京支部の 2 級受験準備講習会(13,200 円・税込、2 日間)でした。性格が違う 2 つで、前者は 6 か月かけて基礎から進める通信教育(添削 5 回、質問は 1 日 3 問まで、教育訓練給付金の一般教育訓練の対象)、後者は「一定程度自己学習をした方が、総仕上げに又は弱点克服に受講されると効果的です」と公式が書く 2 日間の勉強会です。
独学で足りるのは、四則計算と図を苦にせず、市販の過去問を 2 か月回せる人です。 二級は受験者の半分が受かる試験で、合格基準は科目 4 割・合計 6 割。実技試験はなく、電卓と定規を持ち込めます。落ちても翌月に再受験できる日程なので、1 回目を模試代わりにする戦い方も取れます。
この講座が向かないのは、免許要件を実務経験で満たせる人です。 勤務先にボイラーがあって 6 か月の実地修習を証明できるなら、必要なのは学科の対策だけで、講座より先に過去問を試してみるほうが早い。逆に、勉強の習慣を作るところから始めたい人や、教育訓練給付金を使える人には通信講座が向きます。ユーキャンの公式ページの表記は「教育訓練給付金の利用で最大20%が支給されます」で、教材は 8 日以内なら返品できます(返送料のみ受講者負担)。
出典
- 二級ボイラー技士のご紹介(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 二級ボイラー技士の日程(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 一級ボイラー技士のご紹介(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 一級ボイラー技士の日程(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 特級ボイラー技士のご紹介(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 特級ボイラー技士の日程(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 試験手数料(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 受験の注意事項(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 統計(令和7年度の免許試験の受験者数・合格率)(確認日 2026-09-21)
- 令和7年度事業報告書(PDF・免許試験実施状況)(確認日 2026-09-21)
- 関東安全衛生技術センター(センター試験申込状況)(確認日 2026-09-21)
- 令和8年度 労働安全衛生法に基づく各種免許試験(学科)案内(関東安全衛生技術センター・PDF)(確認日 2026-09-21)
- 合格後の手続き(安全衛生技術試験協会)(確認日 2026-09-21)
- 近畿安全衛生技術センター(所在地・大阪試験場)(確認日 2026-09-21)
- 二級ボイラー技士免許の取得について(日本ボイラ協会)(確認日 2026-09-21)
- 一級ボイラー技士免許の取得について(日本ボイラ協会)(確認日 2026-09-21)
- 特級ボイラー技士免許の取得について(日本ボイラ協会)(確認日 2026-09-21)
- ボイラー実技講習(日本ボイラ協会)(確認日 2026-09-21)
- ボイラー技士出張特別試験について(日本ボイラ協会)(確認日 2026-09-21)
- ボイラー実技講習会(日本ボイラ協会東京支部)(確認日 2026-09-21)
- ボイラー技士受験準備講習会(日本ボイラ協会東京支部)(確認日 2026-09-21)
- 令和8年度 東京支部各種講習会一覧表(日本ボイラ協会東京支部・PDF)(確認日 2026-09-21)
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