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特別区Ⅰ類の試験日程はいつ?2027年春は未発表、2026年は4月19日・事務2.5倍【2026年10月】|早期SPI枠・申込期間・倍率

特別区(東京23区)Ⅰ類採用試験の 2027 年春(令和 9 年度)の日程は、2026 年 10 月 1 日時点でまだ発表されていません。2026 年度は早期SPI枠の申込が 2 月 5 日〜18 日、春試験の申込が 3 月 6 日〜23 日、第 1 次試験が 4 月 19 日(日)で、事務(一般事務)の倍率は春試験 2.5 倍、早期SPI枠 4.1 倍でした。同じ年度に早期SPI枠と春試験の両方には申し込めません。

更新公式ページの確認日 2026年10月1日試験手帖 編集部

街の横断歩道を渡る人
写真: Linh Nguyen(Unsplash)

特別区(東京23区)Ⅰ類の試験日程で次に申し込めるのは 2027 年春(令和 9 年度)の試験ですが、日程は 2026 年 10 月 1 日時点でまだ発表されていません。 2026 年度は早期SPI枠の申込が 2 月 5 日〜18 日、春試験の申込が 3 月 6 日〜23 日、第 1 次試験が 4 月 19 日(日)でした。専門科目を 8 分野以上準備できるなら、事務の倍率が 2.5 倍の春試験を本命にするのが編集部の結論です。 専門を勉強する時間がない人は、SPI と面接で受けられる早期SPI枠(4.1 倍)になります。同じ年度に両方へは申し込めないので、どちらか 1 つに決めてから準備を始めてください。

特別区Ⅰ類【春試験】事務(一般事務)の倍率(第1次試験受験者数÷最終合格者数)

2.5 倍2.3 倍令和5年度 2.5 倍令和6年度 2.3 倍令和7年度 2.4 倍令和8年度 2.5 倍2.5 倍2.3 倍2.4 倍2.5 倍令和5年度令和6年度令和7年度令和8年度

直近の 令和8年度 は 2.5 倍。4 回分で最高は 2.5 倍(令和5年度)、最低は 2.3 倍(令和6年度)。数字は公式の公表値(出典は記事末尾)。

2027 年春の特別区Ⅰ類はいつ申し込んで、いつ受けるか

特別区(東京23区)職員Ⅰ類採用試験 の基本データ更新日 2026年10月1日

実施団体特別区人事委員会
公式サイトhttps://www.union.tokyo23city.lg.jp/jinji/jinjiiinkaitop/saiyoshiken/gaiyo.html
試験日程(次回・過去)
回申込受付期間第1次試験日第1次試験合格者発表日第2次試験日最終合格者発表日
令和8年度・Ⅰ類【春試験】2026年3月6日(金)~ 3月23日(月)2026年4月19日(日)2026年6月12日(金)2026年6月29日(月)~ 7月10日(金)技術系 2026年7月15日(水)/技術系以外 7月24日(金)
令和8年度・Ⅰ類【早期SPI枠】2026年2月5日(木)~ 2月18日(水)2026年3月4日(水)~ 3月17日(火)2026年3月27日(金)プレゼンテーションシート作成 2026年4月19日(日)/口述試験 5月12日(火)~5月15日(金)2026年5月29日(金)
令和8年度・Ⅰ類【秋試験】2026年7月16日(木)~ 7月30日(木)2026年9月13日(日)2026年10月14日(水)2026年11月9日(月)2026年11月20日(金)
受験料受験手数料の記載なし(2026-09-22 に採用試験の概要ページと実施日程 PDF を確認)
受験資格Ⅰ類【早期SPI枠】【春試験】の事務(一般事務)は22歳以上32歳未満の人(令和9年4月1日基準)。Ⅰ類【秋試験】は21歳以上32歳未満の人で、令和8年度から受験可能年齢を1歳引き下げ
出題形式・合格基準【春試験】事務(一般事務)の第1次試験は教養試験(2時間・五肢択一式 48題中40題解答)、専門試験(1時間30分・五肢択一式 55題中40題選択解答、11分野・各5題)、論文(1時間20分・課題式 2題中1題選択解答・1,000字以上1,500字程度)。五肢択一式試験の成績が一定点に達しない場合、その他の試験は採点の対象とならない。第2次試験は口述試験(人物及び職務に関連する知識等についての個別面接)。【早期SPI枠】の第1次試験は適性検査(SPI3-U・テストセンター方式。性格検査 約30分は合否に関係なし、基礎能力検査 約35分)、第2次試験はプレゼンテーションシート作成(1時間30分)と口述試験(プレゼンテーション及び人物についての個別面接)。倍率は第1次試験受験者数÷最終合格者数(令和8年度の各試験案内・実施状況)
合格率(年度・回別)
区分採用予定数申込者数第1次試験受験者数最終合格者数倍率
令和8年度 Ⅰ類【春試験】合計16888309737931282.4
令和8年度 Ⅰ類【春試験】事務(一般事務)10396744591923632.5
令和8年度 Ⅰ類【早期SPI枠】事務(一般事務)191221720264904.1
令和7年度 Ⅰ類【春試験】事務(一般事務)10956728608025412.4
令和7年度 Ⅰ類【早期SPI枠】事務(一般事務)113187617163095.6
令和6年度 Ⅰ類【春試験】事務(一般事務)13127580686830352.3
令和5年度 Ⅰ類(春試験)事務11818541766830132.5
注意試験区分や受験の有無にかかわらず、Ⅰ類採用試験と経験者採用試験・選考の重複申込や併願はできない。Ⅰ類採用試験【早期SPI枠・春試験】に申し込んだ人でもⅠ類採用試験【秋試験】に申し込むことができるが、【早期SPI枠・春試験】で最終合格した場合は試験区分にかかわらず【秋試験】に申し込むことはできない。各採用試験・選考案内は告示日からホームページに掲載。Ⅰ類採用試験【早期SPI枠】に申し込んだ人は、試験区分や受験の有無に関わらず、同年度のⅠ類採用試験【春試験】に申し込むことはできない。前年度以前のⅠ類採用試験【春試験・秋試験】の採用候補者名簿に登載されている人は申し込めない。令和8年度から採用候補者名簿の有効期間は【春試験】1年間、【秋試験】2年間、【早期SPI枠】1年間(令和6・7年度の名簿は変更なし)

出典:

令和 9 年度の日程はまだ出ていません。令和 8 年度の日程は 2026 年 1 月 9 日、令和 7 年度の早期SPI枠の日程は 2024 年 12 月 16 日に発表されたので、12 月から 1 月が発表の目安です。令和 7 年度と令和 8 年度を並べると、曜日を合わせたほぼ同じ日程で動いています。

段階 令和 8 年度(2026 年) 令和 7 年度(2025 年)
早期SPI枠 申込 2 月 5 日(木)〜18 日(水) 2 月 5 日(水)〜18 日(火)
早期SPI枠 第 1 次(SPI) 3 月 4 日(水)〜17 日(火) 3 月 4 日(火)〜17 日(月)
早期SPI枠 最終合格発表 5 月 29 日(金) 5 月 29 日(木)
春試験 申込 3 月 6 日(金)〜23 日(月) 3 月 7 日(金)〜24 日(月)
春試験 第 1 次試験 4 月 19 日(日) 4 月 20 日(日)
春試験 第 1 次合格発表 6 月 12 日(金) 6 月 13 日(金)
春試験 第 2 次試験 6 月 29 日(月)〜7 月 10 日(金) 6 月 30 日(月)〜7 月 11 日(金)
春試験 最終合格発表 技術系 7 月 15 日(水)、技術系以外 7 月 24 日(金) 技術系 7 月 16 日(水)、技術系以外 7 月 25 日(金)

春試験の第 1 次試験は 2 年続けて 4 月の第 3 日曜でした。同じ並びなら 2027 年は 4 月 18 日(日)にあたり、10 月 1 日から数えて 199 日です。これは編集部の推定で、公表された日付ではありません。早期SPI枠の申込開始が 2026 年と同じ 2 月 5 日なら、残りは 4 か月あまりです。令和 9 年度の日程が出たら、必ず特別区人事委員会の公式ページで確認してください。

春試験の申込はインターネットだけで、令和 8 年度は 3 月 23 日午後 5 時の受信までが有効でした。受験票は 4 月 6 日午前 10 時以降にメールで届き、自分で印刷して持参します。

早期SPI枠と春試験、どちらで受けるか

早期SPI枠に申し込んだ人は、試験区分や受験の有無に関わらず、同じ年度の春試験に申し込めません。 どちらに申し込んでも秋試験には申し込めますが、令和 8 年度の秋試験の募集は土木造園(土木・造園)・建築・機械・電気の技術系だけでした。事務(一般事務)を受ける人にとって、Ⅰ類の入口は実質的に年 1 回です。

令和 8 年度の事務(一般事務)で、2 つの入口を比べます。

項目 春試験 早期SPI枠
第 1 次試験 教養(48 題中 40 題)・専門(55 題中 40 題)・論文 SPI3-U(テストセンター。基礎能力検査 約 35 分)
第 2 次試験 個別面接 プレゼンテーションシート作成 + 個別面接
採用予定数 1,039 名程度 191 名程度
第 1 次の通過率 5,919 人中 4,781 人(80.8%) 2,026 人中 1,534 人(75.7%)
最終の倍率 2.5 倍 4.1 倍

違いが出るのは第 2 次試験です。春試験は第 2 次試験の受験者 3,527 人のうち 2,363 人(67.0%)が最終合格しました。早期SPI枠は口述試験の受験者 937 人のうち 490 人(52.3%)です。早期SPI枠は筆記の負担が軽いぶん、面接で半数近くが落ちる入口です。 早期SPI枠の倍率は令和 7 年度の 5.6 倍から 4.1 倍に下がりましたが、採用予定数が 113 名から 191 名程度に増えたためで、春試験の 2.5 倍よりは高いままです。

春試験の事務(一般事務)の第 1 次試験は、午前 9 時 30 分集合・午後 4 時 45 分終了予定の 1 日がかりです。教養試験 2 時間、専門試験 1 時間 30 分、論文 1 時間 20 分(1,000 字以上 1,500 字程度)で、五肢択一式の成績が一定点に達しないと論文は採点されません。専門試験は憲法・行政法・民法 2 分野・ミクロ経済学・マクロ経済学・財政学・経営学・政治学・行政学・社会学の 11 分野から各 5 題が出て、そのうち 40 題を選んで解きます。40 題を埋めるには、少なくとも 8 分野を準備する必要があります。

区分ごとの倍率はどれくらいか

令和 8 年度Ⅰ類【春試験】の実施状況を区分ごとに並べました。倍率は第 1 次試験の受験者数を最終合格者数で割った値です。

区分 採用予定数 第 1 次受験者数 最終合格者数 倍率
事務(一般事務) 1,039 5,919 2,363 2.5
衛生監視(化学) 5 24 6 4.0
事務(ICT) 6 28 8 3.5
心理 27 203 58 3.5
衛生監視(衛生) 43 145 70 2.1
土木造園(土木) 79 80 41 2.0
機械 41 24 12 2.0
電気 40 26 14 1.9
保健師 119 403 228 1.8
土木造園(造園) 39 45 27 1.7
建築 109 72 43 1.7
福祉 141 410 258 1.6
合計 1,688 7,379 3,128 2.4

技術系は機械・電気・建築で第 1 次試験の受験者が採用予定数を下回り、最終合格者も採用予定数に届いていません。一方で事務は、最終合格者 2,363 人が採用予定数 1,039 名程度の 2 倍を超えています。最終合格は採用の約束ではないことが、この差に表れています(次の節)。

事務の倍率は 4 年でどう動いたか

年度 採用予定数 申込者数 第 1 次受験者数 最終合格者数 倍率
令和 8 年度 1,039 6,744 5,919 2,363 2.5
令和 7 年度 1,095 6,728 6,080 2,541 2.4
令和 6 年度 1,312 7,580 6,868 3,035 2.3
令和 5 年度 1,181 8,541 7,668 3,013 2.5

令和 5 年度から 8 年度で、春試験の事務の申込者は 8,541 人から 6,744 人へ 21% 減りました。それでも倍率は 2.3〜2.5 倍の幅に収まっています。受験者が減ったぶん最終合格者も 3,013 人から 2,363 人に絞られているためです。令和 7 年度から早期SPI枠が加わり、令和 8 年度は春試験と早期SPI枠を合わせた事務の申込者が 8,961 人でした。

最終合格のあと、区に採用されるまでの流れ

特別区は、最終合格しただけでは採用が決まりません。流れは次のとおりです。

  1. 最終合格者は、試験区分別の採用候補者名簿に高点順に載る
  2. 特別区人事委員会が、希望区を考えて各区・組合に高点順に「提示」する
  3. 提示を受けた区が面接をして、内定を出す
  4. その区で選ばれなければ、充足状況に応じて別の区に再び提示される。提示されず採用されない場合もある

令和 8 年度から、名簿の有効期間は春試験と早期SPI枠が 1 年間、秋試験が 2 年間になりました(令和 6・7 年度は春・秋とも 3 年間)。春試験の採用予定日は受験年度の翌年度の 4 月 1 日です。前年度以前の名簿に載っている人は、名簿削除を申し出ないとⅠ類に申し込めません。初任給は令和 8 年度の試験案内で約 278,400 円(2026 年 4 月 1 日現在の給料月額に地域手当を加えた額)です。

私の場合はどの入口か

令和 9 年度の受験資格はまだ公表されていません。下の表の生年は令和 8 年度(2027 年 4 月採用向け)の値です。

あなたの条件 入口 根拠(令和 8 年度)
1995 年 4 月 1 日以前に生まれた 事務・技術系のⅠ類は受けられない。経験者採用などを確認 事務の年齢要件は 1995 年 4 月 2 日〜2005 年 4 月 1 日生まれ(心理は 40 歳未満、衛生監視は 41 歳未満など区分で違う)
専門 11 分野のうち 8 分野以上を 4 月までに準備できる 春試験 55 題中 40 題を選択解答。倍率 2.5 倍
専門は 7 分野以下しか間に合わない 早期SPI枠 第 1 次試験は SPI3-U だけ。倍率 4.1 倍、口述試験の合格率 52.3%
面接よりも筆記で点を取りたい 春試験 第 2 次試験の合格率は春試験 67.0%、早期SPI枠 52.3%
土木・建築・機械・電気を専攻している 春試験の技術系(秋試験も可) 機械 2.0 倍、電気 1.9 倍、建築 1.7 倍。春で最終合格すると秋には申し込めない

国家公務員や他の自治体との併願の組み方は、公務員試験の日程一覧 にまとめています。

過去問はどこで見られるか

春試験の専門試験と論文の問題は、第 1 次試験の後に特別区人事委員会のホームページで公表されます(令和 8 年度は 4 月 27 日)。教養試験の問題と正答は公表されず、持ち帰りもできません。過去の問題と五肢択一式の正答は、各区役所と特別区自治情報・交流センター(東京区政会館 4 階)で閲覧できます。

独学で足りる人・講座が向く人

独学で足りるのは、早期SPI枠だけを受ける人です。 筆記は SPI3-U で、専門科目がありません。準備の中心はプレゼンテーションシートと面接で、講座の法律・経済の講義は使いません。

講座が向くのは、春試験の事務で専門 8 分野を半年で仕上げる必要がある人です。 通信講座は、スタディングの総合対策パック(12 ヶ月コース・2027 年合格目標)が 99,000 円(商品ページに税の内訳表記なし)、アガルートの【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム(2027 年合格目標)がライト 239,800 円(税込)・フル 349,800 円(税込)です。どちらも公式ページで特別区を対象に挙げています。費用を抑えるならスタディングです。アガルートは合格・内定特典の対象がフルだけで、ライトは対象外です。面接サポートの回数や特典まで含めた比較は 公務員の通信講座比較 にあります。

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出典

よくある質問

2027 年(令和 9 年度)の特別区Ⅰ類の試験日程はいつ発表されますか

2026 年 10 月 1 日時点で未発表です。令和 8 年度の日程は 2026 年 1 月 9 日、令和 7 年度の早期SPI枠の日程は 2024 年 12 月 16 日に特別区人事委員会が発表しました。令和 7・8 年度はどちらも、早期SPI枠の申込が 2 月 5 日〜18 日、春試験の第 1 次試験が 4 月の第 3 日曜でした。

早期SPI枠と春試験は併願できますか

できません。早期SPI枠に申し込んだ人は、試験区分や受験の有無に関わらず、同じ年度の春試験に申し込めません。どちらに申し込んでも秋試験には申し込めますが、令和 8 年度の秋試験は土木造園・建築・機械・電気の技術系だけで、事務の募集はありませんでした。

特別区Ⅰ類の倍率はどう計算していますか

特別区人事委員会の倍率は、第 1 次試験の受験者数を最終合格者数で割った値です。令和 8 年度の事務(一般事務)は春試験が 5,919 人÷2,363 人で 2.5 倍、早期SPI枠が 2,026 人÷490 人で 4.1 倍でした。申込者数で割ると春試験の事務は 2.9 倍になります。

春試験の第 1 次試験の時間割は

令和 8 年度の事務(一般事務)は午前 9 時 30 分集合、午後 4 時 45 分終了予定で、教養試験 2 時間(48 題中 40 題解答)、専門試験 1 時間 30 分(55 題中 40 題選択解答)、論文 1 時間 20 分(2 題中 1 題選択・1,000 字以上 1,500 字程度)でした。

この記事の更新

  • 2026年10月1日初版。特別区人事委員会の令和8年度実施日程・試験案内(春試験・早期SPI枠)・名簿有効期間の変更資料、令和5〜8年度の実施状況で日程と区分別の倍率を確認。特別区Ⅰ類の記録に事務(一般事務)の倍率の推移と試験の形式を追加

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