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税理士試験の日程は?第76回は終了、第77回は公式発表前【2026年9月】|簿記論・財務諸表論の受験料5,500円と合格率11.1%・31.9%、熊本県のみ11月1日に再試験

第 76 回(令和 8 年度)税理士試験は 2026 年 8 月 4〜6 日に終わり、申込みも 5 月 8 日で締め切られています。第 77 回(令和 9 年度)は公告前で、日程も受験手数料もまだ発表されていません。簿記論・財務諸表論の 2 科目なら手数料 5,500 円、受験資格は不要。熊本県を受験地とした人だけ 11 月 1 日に再試験があります。

2026年9月15日 更新公式ページの確認日 2026年9月15日試験手帖 編集部

机で本を開く男性
写真: Priscilla Du Preez(Unsplash)

次の税理士試験の日程は、まだ決まっていません。 第 76 回(令和 8 年度)は 2026 年 8 月 4〜6 日に終わり、申込みも 5 月 8 日で締め切られています。第 77 回(令和 9 年度)は公告前で、試験日も受験手数料も公式発表前です。いまできるのは、合格発表(第 76 回は 2026 年 11 月 27 日予定)を待つことと、次の公告までに簿記論・財務諸表論を仕上げることです。 例外が 1 つあり、熊本県を受験地とした人だけ 2026 年 11 月 1 日に再試験があります。

税理士試験(簿記論・財務諸表論) の基本データ更新日 2026年9月15日

実施団体国税審議会(事務は国税庁・各国税局)
公式サイトhttps://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/zeirishi.htm
次回試験日第77回(令和9年度)は公式発表前。第76回は 2026-08-04(簿記論・財務諸表論)に実施済み。熊本県を受験地とした人だけ再試験 2026-11-01
次回申込締切受付終了(第76回は 2026-04-20〜05-08)。第77回(令和9年度)は公告前・受付開始前。熊本県の再試験に新しい申込みは要らない
試験日程(次回・過去)
試験日申込期間合格発表備考
第76回(令和8年度・実施済み)2026-08-04(簿記論 9:00〜11:00/財務諸表論 12:30〜14:30)2026-04-20〜05-08(受付終了)2026-11-27(予定)公告 2026-04-03。全 9 科目は 2026-08-04〜08-06 の 3 日間。適用法令は 2026-04-03 現在施行のもの
第76回 再試験(熊本県のみ)2026-11-01(簿記論 9:00〜11:00/財務諸表論 12:30〜14:30)新たな申込みは不要(本試験の受験票が要る)2026-12-25(予定)公告 2026-08-28。対象は第76回で熊本県を受験地とした人だけ。1 日目の会場は崇城大学 情報学科棟(F 号館)。災害等で実施できない場合、再度の試験は行わない
第77回(令和9年度)公式発表前公告前・受付開始前公式発表前第76回は公告 2026-04-03・申込受付 2026-04-20〜05-08 だった。第77回が同じ時期になるかは公告を待つ
受験料簿記論・財務諸表論の 2 科目なら 5,500 円(1 科目 4,000 円・3 科目 7,000 円・4 科目 8,500 円・5 科目 10,000 円。収入印紙を消印せずに貼る。第76回の額。第77回は未発表)
受験資格簿記論・財務諸表論(会計学に属する科目)は受験資格の制限が無く、誰でも受験できる(令和5年度・第73回から)。会計学の科目だけ申し込む場合は証明書類の提出も要らない。税法科目は学識・資格・職歴のいずれか 1 つの要件を満たす必要がある
出題形式・合格基準科目合格制。簿記論・財務諸表論とも試験時間は 2 時間。合格基準点は各科目とも満点の 60%。会計学 2 科目と税法 3 科目の計 5 科目に達したときに合格者となる
合格率(年度・回別)
年度簿記論の受験者数簿記論の合格率財務諸表論の受験者数財務諸表論の合格率
令和7年度(第75回)18,466 人11.1%15,629 人31.9%
令和6年度(第74回)17,711 人17.4%13,665 人8.0%
令和5年度(第73回)16,093 人17.4%13,260 人28.1%
令和4年度(第72回)12,888 人23.0%10,118 人14.8%
令和3年度(第71回)11,166 人16.5%9,198 人23.9%
出題範囲と配点(公式)
科目第76回の試験日時試験時間合格基準
簿記論2026-08-04 9:00〜11:002 時間満点の 60%
財務諸表論2026-08-04 12:30〜14:302 時間満点の 60%
受験方式(CBT・筆記)年 1 回・8 月上旬の 3 日間(第76回は 2026-08-04〜08-06)。簿記論と財務諸表論は初日の午前・午後に実施。申込みは受験地を管轄する国税局等への郵送か、令和8年度(第76回)に開設された「税理士試験WEB申請オフィシャルサイト」から。第76回から、5 科目合格者と一部科目合格者を含む全ての受験者に各受験科目の得点を通知する
免除・一部免除(公式)修士の学位による試験科目免除を受けるには、修士の学位を授与された上で研究指導に基づく修士論文等の写しを提出し、自己の研究が税法に属する科目等又は会計学に属する科目等に関するものであることについて国税審議会の認定を受ける必要がある(税理士法第7条第2項・第3項等)。大学院設置基準第16条の2の試験・審査によって修士の学位を授与された人は認定の対象にならない
受験者の内訳(公式)
項目内容
受験者数と合格者数(税理士試験全体・実人員/令和7年度・第75回)受験申込 45,517 人/受験 36,320 人/合格者合計 7,847 人(5 科目到達 527 人、一部科目合格 7,320 人)/合格率 21.6%
年齢別の合格率(同上)20 歳以下 35.4%/21〜25 歳 29.4%/26〜30 歳 25.5%/31〜35 歳 24.8%/36〜40 歳 21.4%/41 歳以上 11.5%
学歴別の合格率(同上)大学在学中 31.9%/その他 37.1%/高校・旧中卒 24.7%/大学卒 20.8%/専門学校卒 14.7%/短大・旧専卒 11.9%
第76回(令和8年度)の受験申込者数簿記論 26,001 人(前年比 104.8%)/財務諸表論 20,428 人(同 93.4%)。いずれも科目別の延人員。全体の受験申込は実人員 45,954 人(前年比 101.0%)
注意第76回は 2026-08-04〜08-06 に実施済み(合格発表 2026-11-27 予定)。熊本県を受験地とした人だけ 2026-11-01〜11-03 に再試験がある(合格発表 2026-12-25 予定)。第77回(令和9年度)の日程・受験手数料は公式発表前で、申込みはまだ受け付けていない。合格率は簿記論・財務諸表論の科目別(延人員)、受験者の内訳は税理士試験全体(実人員)の数字

出典:

第 76 回は終わり、第 77 回はまだ公告されていない

白黒の年間プランナー
写真: Jess Bailey(Unsplash) (Unsplash License(商用利用可・帰属表示は任意))

第 76 回の公告は 2026 年 4 月 3 日に出て、受験案内と申込用紙の交付が 4 月 6 日から 5 月 8 日、受験申込みの受付が 4 月 20 日から 5 月 8 日でした。試験は 8 月 4 日(火)・5 日(水)・6 日(木)の 3 日間で、簿記論は初日の午前 9 時から 11 時、財務諸表論は同じ日の午後 0 時 30 分から 2 時 30 分です。会計学の 2 科目は同じ日に受けることになります。

第 77 回について公表されているものは、いまのところありません。第 76 回が同じ時期に戻るかどうかも公告が出るまで分かりませんので、日程は国税庁の税理士試験のページで確認してください。

令和 8 年度からは、申込みを「税理士試験 WEB 申請オフィシャルサイト」で行えるようになりました。従来の e-Tax による税理士試験のオンライン手続は、令和 8 年 3 月 31 日で終了しています。

熊本県で受ける予定だった人だけ、11 月 1 日に再試験がある

令和 8 年熊本地震で、熊本県(試験会場:グランメッセ熊本)の試験は延期されました。国税審議会は 2026 年 7 月 29 日に延期を公表し、8 月 28 日に再試験の公告を出しています。

再試験は 2026 年 11 月 1〜3 日で、簿記論と財務諸表論は 11 月 1 日です。対象は第 76 回で熊本県を受験地とした人だけで、それ以外の受験地の人は受けられません。新しい申込みは不要ですが、本試験のときの受験票が要ります。合格発表予定日は 2026 年 12 月 25 日で、本試験の 11 月 27 日とは別です。1 日目の会場は崇城大学 情報学科棟(F 号館)で、本試験の会場とは違います。解答に適用する法令等は本試験と同じ 2026 年 4 月 3 日現在施行のものです。再試験の日に災害等で実施できない場合、再度の試験は行われません。

財務諸表論の合格率は 8.0% から 31.9% まで振れる

財務諸表論の合格率の推移

31.9%8%令和3年度(第71回) 23.9%令和4年度(第72回) 14.8%令和5年度(第73回) 28.1%令和6年度(第74回) 8%令和7年度(第75回) 31.9%23.9%14.8%28.1%8%31.9%令和3年度(第71回)令和4年度(第72回)令和5年度(第73回)令和6年度(第74回)令和7年度(第75回)

直近の 令和7年度(第75回) は 31.9%。5 回分で最高は 31.9%(令和7年度(第75回))、最低は 8%(令和6年度(第74回))。数字は公式の公表値(出典は記事末尾)。

簿記論の合格率の推移

23%11.1%令和3年度(第71回) 16.5%令和4年度(第72回) 23%令和5年度(第73回) 17.4%令和6年度(第74回) 17.4%令和7年度(第75回) 11.1%16.5%23%17.4%17.4%11.1%令和3年度(第71回)令和4年度(第72回)令和5年度(第73回)令和6年度(第74回)令和7年度(第75回)

直近の 令和7年度(第75回) は 11.1%。5 回分で最高は 23%(令和4年度(第72回))、最低は 11.1%(令和7年度(第75回))。数字は公式の公表値(出典は記事末尾)。

税理士試験の合格率を「だいたい 1 割台」とひとまとめにすると、会計学の 2 科目は読み違えます。令和 3〜7 年度の 5 年で、財務諸表論は 23.9% → 14.8% → 28.1% → 8.0% → 31.9% と動いています。低い年と高い年で 4 倍近い差です。簿記論は 16.5% → 23.0% → 17.4% → 17.4% → 11.1% で、こちらも下がり方が急ですが、振れ幅は財務諸表論より小さくなっています。

合格基準点は各科目とも満点の 60% で固定なので、この振れは合格ラインを動かした結果ではありません。なぜ年によってここまで動くのか、国税庁は説明を出していません。「去年の合格率が高かったから今年も入りやすい」とは考えない方がよい科目です。 直前の年度だけを見て受験科目を決めると、財務諸表論のように翌年 8.0% に落ちることがあります。

簿記論・財務諸表論に受験資格は要らない

令和 5 年度(第 73 回)から、会計学に属する科目(簿記論・財務諸表論)は受験資格の制限が無くなりました。会計学の科目だけを申し込む場合は、受験資格を証する書類の提出も要りません。税法科目(所得税法・法人税法など)はこれと違い、学識・資格・職歴のいずれか 1 つの要件が要ります。資格による受験資格には日商簿記検定 1 級合格と全経簿記検定上級合格が入っています。

受験手数料は申し込む科目数で決まります。簿記論・財務諸表論の 2 科目なら 5,500 円で、1 科目なら 4,000 円です。第 77 回の額は未発表です。

第 76 回から、全員に各科目の得点が通知される

これまでは、5 科目合格者には合格証書、一部科目合格者には合格した旨だけの結果通知書が届き、得点が知らされるのは合格点に達しなかった科目がある人だけでした。国税審議会は 2026 年 8 月 21 日に、第 76 回から 5 科目合格者と一部科目合格者にも得点を通知すると公表しています。第 76 回以降は、合格した科目でも何点だったかが分かります。 受かった科目の点差が見えるので、次に受ける科目の組み方を決めやすくなります。

私の場合:どの科目から、いつ始めるか

  • 簿記や会計をこれから始める人:簿記論から。受験資格が要らないので、日商簿記 2 級3 級を経由せずに申し込めます。ただし税法科目に進むときは学識・資格・職歴のどれかが要るので、日商簿記 1 級で資格要件を取っておく道もあります
  • すでに日商簿記 2 級まで終わっている人:簿記論と財務諸表論の 2 科目同時。第 76 回の申込者は簿記論 26,001 人・財務諸表論 20,428 人(いずれも科目別の延人員)で、全体の申込者 45,954 人(実人員)に対し、会計学の 2 科目だけで延べ 46,429 人分の申込みが入っています。2 科目でも手数料は 5,500 円です
  • 働きながら年 1 回に賭けたくない人:科目合格制なので 1 科目ずつでかまいません。一度に 5 科目を受ける必要はなく、合格科目が会計学 2 科目+税法 3 科目の計 5 科目に達したときに合格者になります
  • 年齢で迷っている人:令和 7 年度の合格率は 20 歳以下 35.4%・21〜25 歳 29.4% に対し、41 歳以上は 11.5% です(税理士試験全体・実人員)。上の世代ほど低いのは事実ですが、41 歳以上の合格者も 1,339 人います

向かない人

  • 2026 年内に受験したい人。第 76 回は終わり、第 77 回は公告前です。熊本県の再試験も対象者が限られます
  • 短期で 1 つの国家資格を取り切りたい人。税理士試験は 5 科目に達して初めて合格で、科目合格を積み上げる形です
  • 税法科目から始めたい人。学識・資格・職歴のいずれかの受験資格が先に要ります

出典

よくある質問

次の税理士試験はいつですか

第 77 回(令和 9 年度)の日程は公式発表前です。第 76 回(令和 8 年度)は 2026 年 8 月 4〜6 日に終わり、申込みも 5 月 8 日で締め切られています。第 76 回は 2026 年 4 月 3 日に公告され、4 月 20 日から申込みを受け付けました。第 77 回が同じ時期になるかは、国税審議会の公告を待つ必要があります。

簿記論・財務諸表論に受験資格は要りますか

要りません。会計学に属する科目(簿記論・財務諸表論)は令和 5 年度(第 73 回)から受験資格の制限が無くなり、誰でも受験できます。会計学の科目だけを申し込む場合は、受験資格を証する書類の提出も要りません。税法科目を受けるときは、学識・資格・職歴のいずれか 1 つの要件が必要です。

簿記論と財務諸表論を 2 科目申し込むと受験手数料はいくらですか

第 76 回は 5,500 円でした。受験手数料は申し込む科目数で決まり、1 科目 4,000 円・2 科目 5,500 円・3 科目 7,000 円・4 科目 8,500 円・5 科目 10,000 円です。収入印紙を消印せずに受験願書へ貼ります。第 77 回の額は未発表です。

熊本県の再試験は誰が受けられますか

第 76 回で熊本県(試験会場:グランメッセ熊本)を受験地とした人だけです。2026 年 11 月 1〜3 日に実施され、簿記論と財務諸表論は 11 月 1 日です。新しい申込みは不要で、本試験のときの受験票が要ります。合格発表予定日は 2026 年 12 月 25 日です。

この記事の更新

  • 2026年9月15日初版。国税庁の公告・受験案内・概要・受験資格と令和3〜7年度の結果 PDF で日程・手数料・合格率を確認

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