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中小企業診断士試験の日程と科目別の通りやすさ【2026年10月】

令和 8 年度の中小企業診断士試験は第 1 次が 8 月 1〜2 日(実施済み)、第 2 次筆記が 10 月 25 日(申込 9 月 1〜18 日)。第 1 次の受験手数料 17,200 円。7 科目の配点と科目別の科目合格者数、合格基準、第 1 次 11 年分・第 2 次 10 年分の合格率、申込者の年齢と勤務先を公式統計からまとめました。令和 8 年度から口述試験は廃止です。

更新公式ページの確認日 2026年10月5日試験手帖 編集部

机の上の黒とグレーのペン
写真: Estée Janssens(Unsplash)

中小企業診断士の 2026 年は、第 1 次試験が 8 月 1〜2 日で終わり、第 2 次筆記試験が 10 月 25 日。2 次の申込は 9 月 1 日〜18 日です。 第 1 次の受験手数料は 17,200 円、第 2 次は 15,100 円(令和 8 年度に改正)。第 1 次の合格基準は「総点数の 60% 以上かつ 40% 未満の科目がない」で、科目合格制度があるので 1 年で 7 科目そろえられない人は 2〜3 年計画で積み上げます。科目合格率は年で入れ替わり、令和 7 年度は財務・会計 8.4% が最も低かったが、令和 8 年度は経済学・経済政策 8.5% が最も低く、財務・会計は 19.3% でした。財務は簿記 2 級の範囲と重なるので、簿記から入る人が多い資格です。

第 2 次筆記までの日程

中小企業診断士試験 の基本データ更新日 2026年10月5日

実施団体一般社団法人中小企業診断協会(日本中小企業診断士協会連合会)
公式サイトhttps://www.jf-cmca.jp/contents/010_c_/010_c_r08_shiken/R08_nittei.html
次回試験日2026-10-25
次回申込締切2026-09-18
試験日程(次回・過去)
回試験日申込期間合格発表備考
令和8年度 第1次試験(実施済み)2026-08-01・08-022026-04-23〜05-27(受付終了)2026-09-01—
令和8年度 第2次試験(筆記)2026-10-252026-09-01〜09-182027-01-13令和8年度から口述試験は廃止(連合会の改正点の案内)
受験料第1次試験 17,200 円・第2次試験 15,100 円(いずれも非課税。令和 8 年度に改正)
出題形式・合格基準第1次試験は科目ごとに 60 分または 90 分、1 科目 100 点満点(科目合格制度あり)
合格率(年度・回別)
区分申込者数受験者数合格者数合格率科目合格者数
令和8年度25,512 人17,829 人(全科目受験)4,099 人23.0%不明(令和8年度の統計資料に人数の記載なし。推移 PDF は令和7年度まで)
令和7年度26,211 人18,360 人(全科目受験)4,344 人23.7%13,146 人
令和6年度25,317 人18,209 人(全科目受験)5,007 人27.5%11,210 人
令和5年度26,190 人18,755 人(全科目受験)5,560 人29.6%10,214 人
令和4年度24,778 人17,345 人(全科目受験)5,019 人28.9%9,485 人
令和3年度24,495 人16,057 人(全科目受験)5,839 人36.4%9,278 人
令和2年度20,169 人11,785 人(全科目受験)5,005 人42.5%6,313 人
令和元年度21,163 人14,691 人(全科目受験)4,444 人30.2%8,209 人
平成30年度20,116 人13,773 人(全科目受験)3,236 人23.5%7,995 人
平成29年度20,118 人14,343 人(全科目受験)3,106 人21.7%7,862 人
平成28年度19,444 人13,605 人(全科目受験)2,404 人17.7%8,295 人
第2次試験の合格率(年度別)
区分申込者数受験者数合格者数合格率
令和7年度7,355 人7,044 人(筆記)1,240 人17.6%
令和6年度8,442 人8,119 人(筆記)1,516 人18.7%
令和5年度8,601 人8,241 人(筆記)1,555 人18.9%
令和4年度9,110 人8,712 人(筆記)1,625 人18.7%
令和3年度9,190 人8,757 人(筆記)1,600 人18.3%
令和2年度7,082 人6,388 人(筆記)1,174 人18.4%
令和元年度6,161 人5,954 人(筆記)1,088 人18.3%
平成30年度4,978 人4,812 人(筆記)905 人18.8%
平成29年度4,453 人4,279 人(筆記)828 人19.4%
平成28年度4,539 人4,394 人(筆記)842 人19.2%
出題範囲と配点(公式)
科目時間・配点令和7年度 受験者/科目合格者令和8年度 受験者/科目合格者
A 経済学・経済政策60 分・100 点17,386 人/2,513 人(14.5%)16,777 人/1,433 人(8.5%)
B 財務・会計60 分・100 点17,200 人/1,437 人(8.4%)17,474 人/3,378 人(19.3%)
C 企業経営理論90 分・100 点14,409 人/2,486 人(17.3%)15,750 人/5,179 人(32.9%)
D 運営管理90 分・100 点15,467 人/2,229 人(14.4%)15,838 人/1,566 人(9.9%)
E 経営法務60 分・100 点16,821 人/3,082 人(18.3%)16,313 人/1,796 人(11.0%)
F 経営情報システム60 分・100 点16,424 人/2,333 人(14.2%)15,929 人/3,540 人(22.2%)
G 中小企業経営・中小企業政策90 分・100 点17,734 人/5,442 人(30.7%)14,940 人/1,737 人(11.6%)
第2次 事例 I〜IV各 80 分・100 点(4 事例)——
受験方式(CBT・筆記)第1次: 2 日間・7 科目・マークシート。合格基準は総点数の 60% 以上かつ 1 科目でも満点の 40% 未満がないこと。第2次: 筆記(事例 I〜IV)。令和8年度から口述試験は廃止
免除・一部免除(公式)第1次は科目合格による免除と他資格等保有による免除がある(詳細は試験案内 PDF)。第2次は前年度と当年度の第1次合格者が受けられる
受験者の内訳(公式)
年齢申込者試験合格者
20 歳未満166 人(0.6%)12 人(0.3%)
20〜29 歳3,579 人(13.7%)574 人(13.2%)
30〜39 歳6,828 人(26.1%)1,227 人(28.2%)
40〜49 歳7,360 人(28.1%)1,236 人(28.5%)
50〜59 歳6,181 人(23.6%)973 人(22.4%)
60〜69 歳1,893 人(7.2%)300 人(6.9%)
70 歳以上204 人(0.8%)22 人(0.5%)
勤務先(令和7年度 第1次)民間企業勤務 64.1%・政府系以外の金融機関 6.5%・公務員 3.8%・税理士等 2.3%・経営コンサルタント自営 2.0%・学生 2.5%合格者の最年長 77 歳・最年少 19 歳
注意第1次試験の申込は 5 月 27 日で終了。次に第1次を受けられるのは令和9年度(例年 4〜5 月受付)

出典:

第 1 次・第 2 次の合格率の推移

中小企業診断士 第1次試験の合格率(年度別)

42.5%17.7%平成28年度 17.7%平成29年度 21.7%平成30年度 23.5%令和元年度 30.2%令和2年度 42.5%令和3年度 36.4%令和4年度 28.9%令和5年度 29.6%令和6年度 27.5%令和7年度 23.7%令和8年度 23%17.7%21.7%23.5%30.2%42.5%36.4%28.9%29.6%27.5%23.7%23%H28H30R2R4R6R8

直近の 令和8年度 は 23%。11 回分で最高は 42.5%(令和2年度)、最低は 17.7%(平成28年度)。数字は公式の公表値(出典は記事末尾)。

中小企業診断士 第2次試験の合格率(年度別)

19.4%17.6%平成28年度 19.2%平成29年度 19.4%平成30年度 18.8%令和元年度 18.3%令和2年度 18.4%令和3年度 18.3%令和4年度 18.7%令和5年度 18.9%令和6年度 18.7%令和7年度 17.6%19.2%19.4%18.8%18.3%18.4%18.3%18.7%18.9%18.7%17.6%H28H30R2R4R6R7

直近の 令和7年度 は 17.6%。10 回分で最高は 19.4%(平成29年度)、最低は 17.6%(令和7年度)。数字は公式の公表値(出典は記事末尾)。

図は公式発表の数字をそのまま並べたものです(点に触れると回ごとの値が出ます)。第 1 次は令和 2 年度の 42.5% を頂点に下がり、令和 7 年度は 23.7%、令和 8 年度は 23.0%(受験者 17,829 人・合格 4,099 人)。第 2 次は 10 年間 17.6〜19.4% の幅に収まっています。第 1 次の難易度が年で変わる一方、第 2 次は「上位 2 割弱」が固定されている試験です。

7 科目の配点と科目別の通りやすさ

「基本データ」の出題範囲の表に、令和 7 年度と令和 8 年度の科目ごとの受験者数と科目合格者数(試験合格者を除く)を載せました。科目合格者÷受験者を編集部が計算すると、最新の令和 8 年度は企業経営理論が 32.9% で最も通りやすく、経営情報システム 22.2%、財務・会計 19.3% が続き、経済学・経済政策は 8.5% で最も低い(運営管理 9.9%、経営法務 11.0%、中小企業経営・政策 11.6%)。令和 7 年度は中小企業経営・政策 30.7% が最も高く、財務・会計 8.4% が最も低かったので、どの科目が通りにくいかは年で入れ替わります。試験時間は 60 分の科目と 90 分の科目があり、企業経営理論・運営管理・中小企業経営が 90 分です。財務・会計は 60 分で 100 点を取りに行く科目なので、計算の速さが要ります。

合格基準と科目合格

第 1 次の合格基準は総点数の 60% 以上かつ 1 科目でも 40% 未満がないこと。第 1 次には科目合格による免除と他資格保有による免除があり、詳細は試験案内 PDF で毎年公表されます。第 2 次は事例 I〜IV(各 80 分・100 点)の筆記で、令和 8 年度から口述は廃止。前年度と当年度の第 1 次合格者が受けられます。

申込者と合格者の年齢・勤務先

令和 7 年度の第 1 次は、申込者の 40 代が 28.1%、30 代が 26.1%、50 代が 23.6%。合格者の構成比もほぼ同じで、年齢で不利になる試験ではありません。勤務先は民間企業が 64.1%、学生は 2.5%。合格者の最年長は 77 歳、最年少は 19 歳でした。

会計の下地別の進め方

あなたの状況 進め方 根拠
簿記 2 級以上を持っている 1 年で 7 科目。財務は過去問中心で速さを作る 財務・会計の科目合格率は令和 7 年度 8.4%(7 科目で最低)、令和 8 年度 19.3% と年で振れる。60 分の計算科目
会計が初めて 2 年計画。1 年目に財務・会計と経済学を科目合格、2 年目に残り 科目合格制度で分割できる
実務で経営企画・コンサルをしている 独学で 1 次、2 次は講座の答練で事例の型を作る 2 次の合格率は毎年 18% 前後で固定

向かない人

  • 2026 年に 1 次から受けたい人。申込は 5 月 27 日で終わっています
  • 簿記・会計の基礎がない人が 1 年で 7 科目を狙う計画。財務・会計と運営管理は簿記の下地があると速い

出典

よくある質問

中小企業診断士の 1 次試験の申込はいつですか

令和 8 年度は 4 月 23 日〜5 月 27 日でした。例年 4 月下旬から 5 月です。

第 1 次の合格基準は何ですか

総点数の 60% 以上で、かつ 1 科目でも満点の 40% 未満がないことです。7 科目各 100 点なので 420 点以上が目安です。

口述試験はありますか

令和 8 年度の試験から第 2 次試験の口述試験は廃止されました(連合会の改正点の案内)。筆記の事例 I〜IV で決まります。

この記事の更新

  • 2026年9月6日初版。実施団体の公式ページ・公式 PDF で日程・手数料・合格率を確認
  • 2026年9月6日公式統計から合格率の推移を記録に足し、折れ線の図を載せた
  • 2026年9月6日7 科目の配点と科目別の科目合格者数・合格基準・申込者と合格者の年齢と勤務先を公式統計から足し、会計の下地別の進め方を表にした
  • 2026年9月6日最終レビュー 1 周目: 口述廃止と第2次の受験手数料を連合会の改正点ページで確認し、出典を差し替え
  • 2026年10月5日鮮度確認: 公式ページを開き直して一致を確認(第2次筆記 10 月 25 日・申込 9 月 1〜18 日・合格発表 令和 9 年 1 月 13 日、受験手数料 第1次 17,200 円・第2次 15,100 円、口述廃止、合格率の推移)。記録の令和7年度 経営法務の受験者数を統計 PDF の 16,821 人に訂正(科目合格率 18.3% は変わらず)
  • 2026年10月5日令和 8 年度第 1 次の統計資料(2026-09-01 公開)を反映: 第 1 次合格率の直近を令和 7 年度 23.7% から令和 8 年度 23.0% に更新。科目別の通りやすさに令和 8 年度の値を足し、「財務・会計が最も通りにくい」を「年で入れ替わる(令和 7 年度は財務・会計 8.4%、令和 8 年度は経済学 8.5% が最低、財務・会計 19.3%)」に直した。進め方の表の根拠欄も年度つきに直した

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