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理学療法士・作業療法士国家試験の日程はいつ?2027年は2月21日、出願は12月14日〜1月4日【2026年10月】|合格発表3月23日、受験手数料10,100円と合格率89.7%・91.2%

第62回理学療法士国家試験・第62回作業療法士国家試験は、筆記試験が 2027 年 2 月 21 日(日)、出願書類の提出が 2026 年 12 月 14 日〜2027 年 1 月 4 日(郵送は書留で 1 月 4 日消印まで)、合格発表が 2027 年 3 月 23 日(火)午後 2 時です。厚生労働省の 2 つの施行公告で日程・受験手数料 10,100 円・年末年始をまたぐ出願の注意点を確かめ、第57〜61回の合格発表から職種別の合格率(第61回 理学療法士 89.7%・作業療法士 91.2%)、新卒以外の合格率、総得点と実地問題の 2 つの合格基準をまとめました。

更新公式ページの確認日 2026年10月4日試験手帖 編集部

木の机に開いたノートとペン
写真: Gabriel Cox(Unsplash)

2027 年の理学療法士国家試験(第62回)の日程は、筆記試験が 2027 年 2 月 21 日(日)、出願書類の提出が 2026 年 12 月 14 日(月)〜2027 年 1 月 4 日(月)、合格発表が 2027 年 3 月 23 日(火)午後 2 時です。 作業療法士国家試験(第62回)も同じ日程・同じ受験手数料 10,100 円で行われます。編集部の結論は、出願書類は 12 月 28 日(月)までに出し切ること。 22 日ある提出期間のうち、窓口に持参できるのは 12 日だけで、12 月 29 日〜1 月 3 日は窓口が開きません。第61回の合格率は理学療法士 89.7%、作業療法士 91.2% でした。

施行公告の全文は厚生労働省「理学療法士国家試験の施行」(公式)と「作業療法士国家試験の施行」(公式)にあります。

第62回の日程:配慮の申し出から合格発表まで、何日に何があるか

日付 何があるか 対象
2026 年 10 月下旬以降 受験願書の配布開始(学校・養成施設、運営本部事務所、臨時事務所) 全員
2026 年 11 月 27 日(金)まで 受験に伴う配慮の申し出(運営本部事務所へ) 視覚・聴覚・音声機能・言語機能に障害がある人
2026 年 12 月 14 日(月)〜2027 年 1 月 4 日(月) 受験に関する書類の提出 全員
2027 年 1 月下旬 受験票の発送(予定)。2 月 8 日(月)までに届かなければ問い合わせ 全員
2027 年 2 月 21 日(日) 筆記試験 全員
2027 年 2 月 22 日(月) 口述試験及び実技試験(東京都) 重度視力障害者
2027 年 3 月 11 日(木)午後 2 時まで 修業証明書・卒業証明書の提出 見込証明書で出願した人
2027 年 3 月 23 日(火)午後 2 時 合格発表(厚生労働省ホームページに受験地と受験番号を掲載) 全員

書類の締切から筆記試験までは 48 日、筆記試験から合格発表までは 30 日です(編集部計算)。試験日と合格発表日は、2 つの施行公告と厚生労働省の資格・試験情報の一覧表の 3 か所で照らし合わせました。出願前に必ず厚生労働省の施行公告で確認してください。

理学療法士国家試験 の基本データ更新日 2026年10月4日

実施団体厚生労働省(手続・問い合わせは理学療法士国家試験運営本部事務所)
公式サイトhttps://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/rigakuryouhoushi/
次回試験日2027-02-21
次回申込締切2027-01-04
試験日程(次回・過去)
回試験日申込期間合格発表
第62回(令和8年度)2027-02-21(日)筆記試験。口述試験及び実技試験は 2027-02-22(月)(重度視力障害者が対象)2026-12-14〜2027-01-04(郵送は書留郵便で 2027-01-04 までの消印のあるものに限る)2027-03-23(火)14時(厚生労働省ホームページに受験地と受験番号を掲載)
第61回(令和7年度)2026-02-23(月)不明2026-03-23(月)14時
第60回(令和6年度)2025-02-24(月)不明不明
第59回(令和5年度)2024-02-18(日)及び 2024-02-19(月)不明不明
受験料10,100 円。受験手数料の額に相当する収入印紙を受験願書に貼って納付する(収入印紙は消印しない)。受験に関する書類を受理した後は返還しない。ほかに、返信用封筒(縦 23.5cm・横 12cm)に 590 円(定形郵便 110 円+一般書留 480 円)の郵便切手を貼り、書留の表示をして提出する
受験資格次のいずれか。(1) 大学に入学することができる者(学校教育法第90条第1項)で、文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した理学療法士養成施設において、3 年以上理学療法士として必要な知識及び技能を修得したもの(2027 年 3 月 11 日(木)までに修業し、又は卒業する見込みの者を含む)/(2) 外国の理学療法に関する学校若しくは養成施設を卒業し、又は外国で理学療法士の免許に相当する免許を受けた者で、厚生労働大臣が (1) と同等以上の知識及び技能を有すると認定したもの/(3) 法施行の際(昭和 40 年 8 月 28 日)に指定学校・施設で修業中で、法施行後に卒業した者
出題形式・合格基準筆記。一般問題と実地問題に区分して行う。一般問題は 1 問 1 点、実地問題は 1 問 3 点で、総得点と実地問題の得点の両方が合格基準以上なら合格。第61回の合格基準は総得点 167 点以上/277 点(一般問題 160 点満点・実地問題 117 点満点)かつ実地問題 41 点以上/117 点。重度視力障害者には実地問題を行わず、口述試験及び実技試験を行う
合格率(年度・回別)
回年度受験者数合格者数合格率合格率(%)合格基準
第61回2025124361115689.7%89.7167点以上/277点(実地問題 41点以上/117点)
第60回2024126911137389.6%89.6164点以上/273点(実地問題 40点以上/114点)
第59回2023126291126689.2%89.2168点以上/279点(実地問題 43点以上/120点)
第58回2022129481131287.4%87.4167点以上/278点(実地問題 43点以上/120点)
第57回2021126851009679.6%79.6164点以上/272点(実地問題 40点以上/114点)
勉強時間の目安(出典つき)実施団体の公表値なし
出題範囲と配点(公式)一般問題:解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む。)、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び理学療法。実地問題:運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び理学療法
受験方式(CBT・筆記)筆記(重度視力障害者は実地問題に代えて口述試験及び実技試験)。筆記試験の試験地は 8 か所(北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県及び沖縄県)、口述試験及び実技試験は東京都。試験会場は受験票送付時に案内され、会場に関する問い合わせには応じられない。受験に関する書類は郵送(書留郵便・2027 年 1 月 4 日までの消印のあるものに限る)なら理学療法士国家試験運営本部事務所へ、直接持参なら理学療法士国家試験運営臨時事務所(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄)へ提出する(持参の受付は土曜日、日曜日その他の行政機関の休日を除く午前 9 時〜12 時と午後 1 時〜5 時)。書類受理後は書類の返還と受験地の変更は認められない
免除・一部免除(公式)第62回の施行公告に科目免除の記載はない
受験者の内訳(公式)
回新卒 受験者数新卒 合格率新卒以外 受験者数(編集部計算)新卒以外 合格率(編集部計算)
第61回1136694.9%107035.0%
第60回1158395.2%110831.2%
第59回1140895.2%122133.4%
第58回1082494.9%212449.0%
第57回1054988.1%213637.5%
注意修業見込証明書又は卒業見込証明書で出願した人は、2027 年 3 月 11 日(木)午後 2 時までに修業証明書又は卒業証明書を提出する。期日までに提出がないと受験は原則として無効。視覚・聴覚・音声機能又は言語機能に障害があり配慮を希望する人の申し出は 2026 年 11 月 27 日(金)まで。受験願書の配布は 2026 年 10 月下旬以降で、受験票は 2027 年 1 月下旬発送予定。2 月 8 日(月)までに届かなければ理学療法士国家試験運営本部事務所(03-5579-6903)へ問い合わせる

出典:

理学療法士と作業療法士で、何が同じで何が違うか

2 つの施行公告はどちらも 2026 年 9 月 1 日付で、回数も同じ第62回です。手続きの中身は職種名を除いてほぼ同じ文面で、違いが出るのは合格発表の数字です。

比べる点 第62回理学療法士 第62回作業療法士
筆記試験 2027 年 2 月 21 日(日) 同じ
筆記試験の試験地 北海道・宮城・東京・愛知・大阪・香川・福岡・沖縄 同じ
書類の提出期間 2026 年 12 月 14 日〜2027 年 1 月 4 日 同じ
受験手数料 10,100 円(収入印紙) 同じ
合格発表 2027 年 3 月 23 日(火)午後 2 時 同じ
第61回の合格率 89.7% 91.2%
第61回の合格基準 総得点 167 点/277 点、実地 41 点/117 点 総得点 167 点/278 点、実地 43 点/120 点

試験科目は一般問題が解剖学・生理学・運動学・病理学概論・臨床心理学・リハビリテーション医学・臨床医学大要と、それぞれの職種の「理学療法」「作業療法」です。願書を郵送で請求するときは、請求用紙に希望する職種(理学療法士か作業療法士か)を書きます。

作業療法士国家試験 の基本データ更新日 2026年10月4日

実施団体厚生労働省(手続・問い合わせは作業療法士国家試験運営本部事務所)
公式サイトhttps://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/sagyouryouhoushi/
次回試験日2027-02-21
次回申込締切2027-01-04
試験日程(次回・過去)
回試験日申込期間合格発表
第62回(令和8年度)2027-02-21(日)筆記試験。口述試験及び実技試験は 2027-02-22(月)(重度視力障害者が対象)2026-12-14〜2027-01-04(郵送は書留郵便で 2027-01-04 までの消印のあるものに限る)2027-03-23(火)14時(厚生労働省ホームページに受験地と受験番号を掲載)
第61回(令和7年度)2026-02-23(月)不明2026-03-23(月)14時
第60回(令和6年度)2025-02-24(月)不明不明
第59回(令和5年度)2024-02-18(日)及び 2024-02-19(月)不明不明
受験料10,100 円。受験手数料の額に相当する収入印紙を受験願書に貼って納付する(収入印紙は消印しない)。受験に関する書類を受理した後は返還しない。ほかに、返信用封筒(縦 23.5cm・横 12cm)に 590 円(定形郵便 110 円+一般書留 480 円)の郵便切手を貼り、書留の表示をして提出する
受験資格次のいずれか。(1) 大学に入学することができる者(学校教育法第90条第1項)で、文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した作業療法士養成施設において、3 年以上作業療法士として必要な知識及び技能を修得したもの(2027 年 3 月 11 日(木)までに修業し、又は卒業する見込みの者を含む)/(2) 外国の作業療法に関する学校若しくは養成施設を卒業し、又は外国で作業療法士の免許に相当する免許を受けた者で、厚生労働大臣が (1) と同等以上の知識及び技能を有すると認定したもの/(3) 法施行の際(昭和 40 年 8 月 28 日)に指定学校・施設で修業中で、法施行後に卒業した者
出題形式・合格基準筆記。一般問題と実地問題に区分して行う。一般問題は 1 問 1 点、実地問題は 1 問 3 点で、総得点と実地問題の得点の両方が合格基準以上なら合格。第61回の合格基準は総得点 167 点以上/278 点(一般問題 158 点満点・実地問題 120 点満点)かつ実地問題 43 点以上/120 点。重度視力障害者には実地問題を行わず、口述試験及び実技試験を行う
合格率(年度・回別)
回年度受験者数合格者数合格率合格率(%)合格基準
第61回20255426494791.2%91.2167点以上/278点(実地問題 43点以上/120点)
第60回20245693488785.8%85.8168点以上/279点(実地問題 43点以上/120点)
第59回20235736482284.1%84.1167点以上/277点(実地問題 41点以上/117点)
第58回20225719479383.8%83.8168点以上/279点(実地問題 43点以上/120点)
第57回20215723460880.5%80.5165点以上/275点(実地問題 41点以上/117点)
勉強時間の目安(出典つき)実施団体の公表値なし
出題範囲と配点(公式)一般問題:解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む。)、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び作業療法。実地問題:運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び作業療法
受験方式(CBT・筆記)筆記(重度視力障害者は実地問題に代えて口述試験及び実技試験)。筆記試験の試験地は 8 か所(北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県及び沖縄県)、口述試験及び実技試験は東京都。試験会場は受験票送付時に案内され、会場に関する問い合わせには応じられない。受験に関する書類は郵送(書留郵便・2027 年 1 月 4 日までの消印のあるものに限る)なら作業療法士国家試験運営本部事務所へ、直接持参なら作業療法士国家試験運営臨時事務所(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄)へ提出する(持参の受付は土曜日、日曜日その他の行政機関の休日を除く午前 9 時〜12 時と午後 1 時〜5 時)。書類受理後は書類の返還と受験地の変更は認められない
免除・一部免除(公式)第62回の施行公告に科目免除の記載はない
受験者の内訳(公式)
回新卒 受験者数新卒 合格率新卒以外 受験者数(編集部計算)新卒以外 合格率(編集部計算)
第61回480196.6%62549.8%
第60回500092.5%69337.8%
第59回501991.3%71733.3%
第58回480991.3%91044.3%
第57回486188.7%86234.5%
注意修業見込証明書又は卒業見込証明書で出願した人は、2027 年 3 月 11 日(木)午後 2 時までに修業証明書又は卒業証明書を提出する。期日までに提出がないと受験は原則として無効。視覚・聴覚・音声機能又は言語機能に障害があり配慮を希望する人の申し出は 2026 年 11 月 27 日(金)まで。受験願書の配布は 2026 年 10 月下旬以降で、受験票は 2027 年 1 月下旬発送予定。2 月 8 日(月)までに届かなければ作業療法士国家試験運営本部事務所(03-5579-6903)へ問い合わせる

出典:

出願で落としやすいのはどこか:期間が年末年始をまたぐ

  1. 持参できる日は 12 日だけです。 書類を臨時事務所に持参できるのは、土曜日・日曜日その他の行政機関の休日を除く日の午前 9 時〜12 時と午後 1 時〜5 時です。法律で 12 月 29 日〜1 月 3 日は行政機関の休日にあたるので、12 月 14 日〜1 月 4 日のうち窓口が開くのは 12 月 14〜18 日・21〜25 日・28 日と 1 月 4 日の 12 日です(編集部計算)。
  2. 郵送は書留で 1 月 4 日の消印まで。 郵送の提出先は東京都江東区の運営本部事務所だけです。書類を受理した後は、書類の返還も受験地の変更もできず、受験手数料も戻りません。
  3. 配慮の申し出は出願より前に締め切られます。 点字試験・読み上げ・弱視用試験などの配慮を希望する人の申し出は 11 月 27 日(金)までで、書類の提出が始まる 12 月 14 日より 17 日早く締め切られます(編集部計算)。
  4. 見込証明書は 3 月 11 日午後 2 時が期限です。 修業見込証明書・卒業見込証明書で出願した人は、試験の後の 3 月 11 日(木)午後 2 時までに修業証明書か卒業証明書を出します。期日までに出さなければ受験は原則として無効です。
  5. 持参先には試験地でない広島も入っています。 筆記試験の試験地は 8 か所ですが、書類を持参できる臨時事務所は札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄の 9 か所です。
  6. 写真は台紙に貼って本人確認を受けます。 出願前 6 か月以内に撮った縦 6cm×横 4cm の写真を受験写真用台紙に貼り、在籍・卒業した学校か運営本部事務所・臨時事務所で「本人と相違ない」確認を受けます。郵送で確認を受けるときは、写真付きの身分証明書(コピー不可・個人番号カード不可)と別の返信用封筒が要ります。

出願にかかる費用の試算

あなたの条件 内訳 合計(編集部計算)
学校で願書を受け取る 収入印紙 10,100 円+返信用封筒の切手 590 円 10,690 円
運営本部事務所に郵送で願書を請求する 上の 10,690 円+角 2 返信用封筒の切手 180 円+請求を送る切手 110 円 10,980 円
同じく速達で請求する 上の 10,690 円+速達の切手 480 円+請求を送る切手 110 円 11,280 円

写真代と封筒代は含めていません。郵送で願書を請求すると手元に届くまで最低 1 週間程度かかると公告にあります。願書の配布は 10 月下旬以降なので、学校で受け取れない人は配布が始まったら早めに請求しておくと、12 月 28 日までの提出に余裕が持てます。

合格率は誰の数字か:新卒は 9 割超、新卒以外は 3〜5 割

理学療法士の合格率の推移です。

理学療法士国家試験:合格率(%)の推移(第57回〜第61回)

89.7%79.6%第57回 79.6%第58回 87.4%第59回 89.2%第60回 89.6%第61回 89.7%79.6%87.4%89.2%89.6%89.7%第57回第58回第59回第60回第61回

直近の 第61回 は 89.7%。5 回分で最高は 89.7%(第61回)、最低は 79.6%(第57回)。数字は公式の公表値(出典は記事末尾)。

作業療法士の合格率の推移です。

作業療法士国家試験:合格率(%)の推移(第57回〜第61回)

91.2%80.5%第57回 80.5%第58回 83.8%第59回 84.1%第60回 85.8%第61回 91.2%80.5%83.8%84.1%85.8%91.2%第57回第58回第59回第60回第61回

直近の 第61回 は 91.2%。5 回分で最高は 91.2%(第61回)、最低は 80.5%(第57回)。数字は公式の公表値(出典は記事末尾)。

第57回は理学療法士 79.6%・作業療法士 80.5% と、どちらも 5 回のうち最も低い回でした。第58回以降は理学療法士が 87.4〜89.7% で、作業療法士は 83.8〜91.2% と回ごとの振れがやや大きく、作業療法士が理学療法士を上回ったのは第57回と第61回でした。厚生労働省の合格発表には「うち新卒者」の人数と合格率が並んでいるので、全体から引くと新卒以外の姿が見えます。

回 理学療法士 新卒 理学療法士 新卒以外(編集部計算) 作業療法士 新卒 作業療法士 新卒以外(編集部計算)
第61回(2026 年) 94.9% 35.0%(1,070 人) 96.6% 49.8%(625 人)
第60回(2025 年) 95.2% 31.2%(1,108 人) 92.5% 37.8%(693 人)
第59回(2024 年) 95.2% 33.4%(1,221 人) 91.3% 33.3%(717 人)
第58回(2023 年) 94.9% 49.0%(2,124 人) 91.3% 44.3%(910 人)
第57回(2022 年) 88.1% 37.5%(2,136 人) 88.7% 34.5%(862 人)

括弧内は新卒以外の受験者数です。理学療法士の新卒以外の受験者は第57回の 2,136 人から第61回の 1,070 人へほぼ半分になりましたが、合格率は 31.2〜49.0% にとどまっています。新卒以外の合格率は、5 回とも新卒より 46〜64 ポイント低くなっています(編集部計算)。

合格点は何点か:総得点 6 割と実地問題 3 割半の 2 本立て

合否は 2 つの基準の両方で決まります。一般問題は 1 問 1 点、実地問題は 1 問 3 点で、総得点が合格点以上、かつ実地問題の得点が実地の合格点以上なら合格です。

回 理学療法士 総得点 理学療法士 実地 作業療法士 総得点 作業療法士 実地
第61回 167/277(60.3%) 41/117(35.0%) 167/278(60.1%) 43/120(35.8%)
第60回 164/273(60.1%) 40/114(35.1%) 168/279(60.2%) 43/120(35.8%)
第59回 168/279(60.2%) 43/120(35.8%) 167/277(60.3%) 41/117(35.0%)
第58回 167/278(60.1%) 43/120(35.8%) 168/279(60.2%) 43/120(35.8%)
第57回 164/272(60.3%) 40/114(35.1%) 165/275(60.0%) 41/117(35.0%)

括弧内は得点率(編集部計算)です。満点が回ごとに違うのは、合格発表に「採点除外等の取扱いをした問題」が載っているためで、第61回は理学療法士 3 問・作業療法士 3 問・共通 5 問でした。合格率が 79.6% から 91.2% まで動いても、総得点は満点の 60.0〜60.3%、実地問題は 35.0〜35.8% でほとんど動いていません。

試算:第61回の基準で、実地問題の正答数ごとに一般問題で何点要るか。 実地問題は理学療法士が 117 点満点で 39 問、作業療法士が 120 点満点で 40 問です(編集部計算)。

実地問題の正答数 実地の得点 理学療法士:一般問題(160 点満点)で必要な点 作業療法士:一般問題(158 点満点)で必要な点
13 問 39 点 実地の基準 41 点に届かず不合格 実地の基準 43 点に届かず不合格
14 問 42 点 125 点(78%) 実地の基準 43 点に届かず不合格
15 問 45 点 122 点(76%) 122 点(77%)
20 問 60 点 107 点(67%) 107 点(68%)
25 問 75 点 92 点(57%) 92 点(58%)
30 問 90 点 77 点(48%) 77 点(49%)

実地問題を 1 問落とすと、一般問題で 3 問分を取り返す必要があります。過去問や模試を採点するときは、総得点が満点の 6 割に届くかと、実地問題が 3 割半を超えるかの 2 つを分けて見ると、公表されている合格基準と同じ物差しになります。

私の場合は何を出すか

あなたの条件 受験資格の区分 出す証明書 期限
養成校を 2027 年 3 月 11 日までに修了・卒業見込み (1) 修業見込証明書か卒業見込証明書 本証明書を 3 月 11 日(木)午後 2 時まで
養成校を卒業済みで、受け直す (1) 修業証明書か卒業証明書 書類の提出期間内(1 月 4 日まで)
外国の学校を卒業・外国の免許を持つ (2) 受験資格認定書の写し(運営本部事務所か臨時事務所で原本照合) 書類の提出期間内(1 月 4 日まで)
点字・読み上げ・弱視用試験を希望する 上のいずれか 「国家試験の受験に伴う配慮事項申請書」 11 月 27 日(金)まで

合格した後は何をするか

合格発表は 3 月 23 日(火)午後 2 時に、厚生労働省ホームページの国家試験合格発表のページに受験地と受験番号で載ります。第61回の発表も 2026 年 3 月 23 日(月)午後 2 時でした。国家試験に合格しただけでは業務は行えず、免許申請をして登録を受ける必要があると厚生労働省は案内しています。医政局所管の国家試験は、合格証書が届く前でも合格発表で確認できれば免許申請の手続きができます。

この記事が向かない人:言語聴覚士・視能訓練士など別の職種の国家試験を受ける人、理学療法士・作業療法士の仕事内容・就職・年収を知りたい人(この記事は国家試験の日程・手続き・合格状況だけを扱っています)。

書類の様式と提出先の住所は厚生労働省「理学療法士国家試験の施行」(公式)から。

出典

よくある質問

2027 年の理学療法士国家試験の日程はいつですか

第62回理学療法士国家試験の筆記試験は 2027 年 2 月 21 日(日)です。重度視力障害者が対象の口述試験及び実技試験は 2 月 22 日(月)。受験に関する書類の提出は 2026 年 12 月 14 日(月)から 2027 年 1 月 4 日(月)まで(郵送は 1 月 4 日までの消印のある書留郵便に限る)、合格発表は 2027 年 3 月 23 日(火)午後 2 時です。

作業療法士国家試験の日程は理学療法士と同じですか

同じです。第62回作業療法士国家試験の施行公告は、試験日(筆記 2 月 21 日・口述と実技 2 月 22 日)、試験地、書類の提出期間(12 月 14 日〜1 月 4 日)、受験手数料 10,100 円、合格発表(3 月 23 日午後 2 時)まで理学療法士と同じ内容です。違うのは合格率と合格基準の満点で、第61回は理学療法士 89.7%、作業療法士 91.2% でした。

理学療法士国家試験の試験時間は何時からですか

第62回の施行公告には、試験の開始・終了時刻は書かれていません。試験会場は受験票の送付時に案内されると公告にあり、受験票は 2027 年 1 月下旬に発送予定です。2 月 8 日(月)までに届かなければ運営本部事務所(03-5579-6903)に問い合わせます。

理学療法士国家試験の合格率と合格点は

第61回(2026 年 2 月実施)は受験者 12,436 人中 11,156 人が合格し、合格率は 89.7% でした。新卒者は 94.9%、新卒以外は 35.0%(編集部計算)です。合格基準は総得点 167 点以上/277 点と、実地問題 41 点以上/117 点の両方を満たすこと。第57〜61回の総得点の合格点は満点の 60.0〜60.3%(編集部計算)で、ほぼ 6 割です。

過去問の正答はどこで見られますか

厚生労働省の合格発表のページに、各回の理学療法士・作業療法士国家試験の正答が PDF で載っています。第61回の発表には、採点除外等の取扱いをした問題(理学療法士 3 問・作業療法士 3 問・共通 5 問)も並んでいます。

この記事の更新

  • 2026年10月4日初版。厚生労働省の第62回理学療法士・作業療法士国家試験の施行公告(2026-09-01 公示)と資格・試験情報の一覧表で日程を照合し、第57〜61回の合格発表で受験者数・合格者数・新卒者・合格基準を確認して作成

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